ハワイに憧れはないのですが、ハイビスカスの大輪の花が咲いたら素敵だなと思って育て始めたのが4年ほど前のことです。そのハイビスカスが大きくなりすぎてしまい、思い切って強剪定することにしました。本記事では、伸びすぎたハイビスカスを、強剪定で切り戻す方法についてご紹介します。
ハイビスカスは鉢植えでも大きくなりすぎる
4年ほど前に挿し木で育て始めたハイビスカスを、放置気味にしていたら、大きくなりすぎてしまいました。
ハイビスカスは暖かい地域で地植えすると、2mを超えるほど大きくなる熱帯花木なので、鉢植えで育てたとしても春から秋にかえてグングン伸びて、1m以上まで成長します。
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そのため、お店で売られている鉢植えのハイビスカスには、大抵は成長を抑えるための矮化剤が散布されていることが多いです。
しかし、私は知人から頂いたハイビスカスを挿し木で増やしたので、矮化剤の効果はなく、気が付いたら大きくなりすぎてしまったのです。ハイビスカスの挿し木のやり方については、4年前に書いた記事があるので、気になる方は合わせてご覧ください。

伸びすぎたハイビスカスを強剪定で切り戻し
ハイビスカスは生育旺盛な植物なので、鉢植えで小さく育てたい場合は、ある程度育ったら毎年剪定を行う必要があります。ところが私は、ほぼ剪定せずに4年間そのままにしてしまったので、伸び放題で樹形が乱れてしまいました。ちなみに、剪定せずに放置しても毎年花は咲きます。
そして今回、ハイビスカスを思い切って強剪定し、すっきりと切り戻すことにしました。ハイビスカスの剪定時期は、10月下旬から11月上旬、または3月下旬から4月上旬で、1年に1回剪定するのが一般的です。
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ハイビスカスは、節の部分から外芽が出てくるので、節から3㎝ほど上の位置で、不要な枝を切っていきます。一般的には葉っぱを数枚残した方が良いとされていますが、ハイビスカスは非常に生命力が強い植物なので、葉を残さなくても春になれば、新芽を出して大きく成長します。
剪定しすぎることよりも、むしろ温度管理を気を付けることの方が重要です。ハイビスカスは熱帯植物なので、寒さに非常に弱いという欠点があります。ハイビスカスは日光を好む植物なので、春から秋にかけては屋外で育てますが、冬場はハイビスカスを10℃以上の室内で管理すると良いでしょう。
園芸店で一般的に売られているのは、比較的寒さに強いオールド系のハイビスカスなので、意外と冬越ししやすいです。私が育てているハイビスカスもオールド系なのですが、日中の温度は10℃以上で、夜中の温度が5℃程度まで下がってしまっても、問題なく冬越しできています。
ハイビスカス
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