5月が終わる頃になると、我が家では朝顔の種をまくのが年中行事になっています。通常は鉢に土を入れ、そこに朝顔の種をまいて屋外で育てますが、今年は少し趣向を変えて、ペットボトルを使った朝顔の水耕栽培をやってみることにしました。
朝顔の水耕栽培
1日目:種まき
<準備する物>
朝顔の種
ペットボトル(500ml)
カッター
食器洗い用スポンジ
①ペットボトルをカッターで切る
飲み終えて内部を綺麗に水洗いしたペットボトルを準備し、ペットボトルの溝に沿ってカッターで切ります。この時はケガをしないように十分に注意してください。
使用するペットボトルは、溝のあるタイプのものを選ぶと、カッターで切りやすいです。私は、形が面白かったのでファンタのペットボトルを使用しています。
②ペットボトルの上部を回転させて組み合わせる
③ペットボトルの内部にスポンジを入れる
食器洗い用のスポンジの柔らかい層だけを切り離して使います。
以上の準備ができたら、スポンジの中心に少し切れ目を入れて、そこに朝顔の種を1粒まきます。そして、種がひたひたになるまでペットボトルに水を入れて、暗室で発芽するまで待ちます。
朝顔の種は、比較的発芽率が高いので、1粒だけでも大丈夫だと思いますが、不安が方は2粒まいて、発芽してから1本に間引いても良いでしょう。
Sponsored Links
5日目:発芽
朝顔の種をまいてから3日後に発芽し、5日目には双葉が開きました。朝顔の種の殻は意外と硬いので、双葉が上手く開かない場合は、殻を少し切ってあげて発芽のお手伝いをしてあげると良いでしょう。
5日目ですでに草丈が6.5cmもあり、1枚の葉の大きさが2.5cmでした。発芽した朝顔は日当たりの良い場所に移動しておきましょう。
20日目:本葉
種まきから20日が経ち、本葉が2枚生えてきました。茎もぐんぐん伸びて草丈14cmまで成長しています。
ペットボトルの水は毎日交換しましょう。根腐れを防ぐために、根の3分の1は水に浸けないようにするのがポイントです。植物の根は常に呼吸をしているので、根の全部を水に浸けてしまうと、酸欠を起こして根腐れを起こすことがあるので注意しましょう。
Sponsored Links
30日目:支柱
種まきから30日が経つと、草丈が52cmまで成長したため、朝顔が自立できなくなったので、自作のの支柱を用意してあげました。支柱は、100円ショップで買った2mm針金を使用しています。
摘心
水耕栽培の朝顔は、土耕栽培と比べて成長しにくいですが、それでも日当たりの良い場所に置いておくと、茎がどんどん伸びていきます。
朝顔をコンパクトサイズで楽しむためには、摘心することが有効です。摘心とは、植物の茎先を切ることによって、脇芽の生長を促すことを言います。
この画像は、朝顔の茎先を摘心してから15日が経ち、下の方から脇芽が生えたものです。
通常、摘心は土耕栽培の朝顔でも行います。摘心することで脇芽が増えると、その分たくさんの花を咲かせます。
水耕栽培の朝顔は、それほど大きくならないので、摘心してもたくさんの花を咲かせるとは限りませんが、コンパクトサイズで楽しむという意味でも摘心は重要です。
土耕栽培の朝顔の摘心は、本葉を5枚くらい残して茎先を切りますが、水耕栽培の朝顔は、そこまで大きくならないので、本葉を3枚くらい残して茎先を切ると良いでしょう。
朝顔の種
Sponsored Links