観葉植物は、それぞれの種類によって耐寒性が異なります。ですから、植物によっては、寒さで枯れてしまうものもあるのです。そうなる前に、必要に応じて保温カバーを使って防寒対策を行うと良いでしょう。
今回は、観葉植物の防寒対策に使える、不織布とビニールの2種類の保温カバーを紹介します。
観葉植物の防寒対策
植物の耐寒性は、品種によって異なりますが、一般的に観葉植物と呼ばれるものは、熱帯地域原産の植物が多く、寒さに弱い傾向があります。
そのため、観葉植物は屋内で冬越しさせることが基本で、やむを得ず屋外で冬越しさせる場合には、霜を防ぐために防寒対策が必要です。屋内でも場所によっては冷え込むところがあるので、その場合も防寒対策をしておきましょう。
一口に観葉植物と言っても、様々な種類があるので、品種によって耐寒性が異なります。なかには例外もあって寒さに強い観葉植物もあります。
観葉植物を育て始めたばかりで、今年初めて冬越しする場合は、まずは、ご自身が育てている観葉植物が、どの程度の耐寒性があるのかを、ネット検索などで調べておくと良いでしょう。
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観葉植物におすすめの保温カバー
観葉植物の防寒対策は、保温カバーで植物全体を覆うという方法が一般的です。植物に使用する保温カバーには、主に「不織布カバー」と「ビニールカバー」の2種類があります。
不織布カバー
不織布とは、その名の通り繊維を織らず作った布のことです。製造方法や使用する繊維の種類は様々ですが、分かりやすい言うとフェルトの薄い生地を思い浮かべるとイメージしやすいのではないでしょうか。
不織布カバーは、保温性と通気性があるので、植物の保温や保護によく使われます。たとえば、観葉植物が大きくなり過ぎてしまって、やむを得ずベランダに出さざる負えないという場合は、冬場は不織布カバーを植物全体に被せて保温することがあります。
ここで紹介している不織布カバーは、適度な通気性と保温性があるので、観葉植物の防寒対策におすすめです。
不織布カバーは、ある程度は日の光を通します。寒い季節でも天気の良い日は不織布カバーの内部が蒸れることがあるので、その場合はカバーを少し開いて空気の入れ替えをしてあげると良いでしょう。
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ビニールカバー
ビニール製の保温カバーを観葉植物に使用することは、簡易的な温室を作っていると考えると分かりやすいのではないでしょう。
本格的に温室を作るためには、それなりに費用がかかりますが、この商品を使えば低価格で簡易的な温室を作ることができます。
冬場は、屋内でも場所によっては冷え込むものです。ビニールカバーは、屋内の観葉植物の保温に使うことよくあります。ビニール製の保温カバーは透明なので、植物の様子を見ることができるというメリットがあります。
この商品には、通気性を良くするために、ビニールに小さな穴が開いていますが、ビニール製の保温カバーは蒸れやすいので、水滴が溜まるようでしたら、カバーを少し開いて換気すると良いでしょう。
同ブランドから鉢植え用とプランター用のミニ温室カバーも販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。
ミニ温室カバー
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