シュガーバインは小さな5枚葉が特徴的な蔓性植物で、可愛らしい見た目から女性に人気がある観葉植物です。蔓性植物は、こんもりとしたボリュームのある蔓が魅力ですが、シュガーバインを育てていると、いつの間にか株元がスカスカになってしまうことがあります。
シュガーバインの株元がスカスカになるのは?
シュガーバインは蔓性植物なので、高さある鉢やハンギングタイプの鉢で吊るしておくと、蔓がどんどん伸びて垂れ下がっていきます。シュガーバインの蔓が伸びると、その重みでどうしても株元がスカスカになりがちです。
もともと植え付けられている本数が少ない場合は、シュガーバインの蔓が垂れ下がることで、さらに株元が乏しく見えてきます。ですから、シュガーバインを購入する際には、株元の本数が多いものを選ぶと良いです。
シュガーバインは耐陰性のある植物ですが、あまりにも暗い場所に置いておくと、蔓が光を求めて徒長します。徒長したシュガーバインは、葉と葉の間隔が空いてくるので、その影響で株元がスカスカに見えることがよくあります。
シュガーバインの新芽は蔓の先端の方から出てくるので、成長しても株元はスカスカのままです。シュガーバインの株元をこんもりさせたい場合は、株元の本数を人為的に増やしてあげる必要があります。
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シュガーバインのスカスカの株元をこんもりさせる方法
シュガーバインは春から秋が生育期になります。この時期は株分けに適した時期でもあるので、伸び過ぎた蔓を切って挿し穂にすると株を増やすことができます。シュガーバインの挿し穂をスカスカになった株元に植えることで、こんもりとしたボリュームのある株になります。
シュガーバインの挿し穂の方法は、伸び過ぎた蔓を2節以上残して切り取り、1時間ほど水に挿しておきます。この時に使う水は、活力剤のメネデール希釈液を使用と発根しやすいですが、普通の水でも大丈夫です。
挿し穂の正しいやり方は、肥料分がない資材(小粒の赤玉土や鹿沼土、バーミキュライトなど)に挿し穂を挿して水を与えて発根させるのですが、挿し穂を1時間ほど水に挿した後は、シュガーバインの株元の土に直接挿し穂を植え付けても発根することが多いです。
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シュガーバインの挿し穂は節の部分から発根するので、この部分を水に浸したり、土に埋めたりすることで発根します。ですから、挿し穂で増やす際には、必ず2節以上残しておくことと、その後の成長をスムーズにするために、葉を数枚残しておくことが大切です。
シュガーバイン
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