イタリアンパセリの葉が黄色くなる原因は、様々なことが考えられますが、自然な現象で黄色く変色している場合もあれば、不適切な栽培方法が原因で葉が黄色くなっている場合もあります。また、イタリアンパセリの葉が硬いと感じる時は、強い日差しが影響していることが考えられます。
イタリアンパセリの葉が黄色くなる原因
イタリアンパセリは二年草
二年草とは、種から発芽した1年目は葉や茎を成長させる期間で、2年目に花を咲かせて結実し、その後枯れていく性質をもつ植物のことを言います。
イタリアンパセリは二年草なので、ご自身で育ててるイタリアンパセリが2年目のものであれば、葉が黄色くなっている原因が寿命によるものかもしれません。
イタリアンパセリは、花が咲くと葉や茎が硬くなってしまうので、蕾のうちに摘み取っておく必要があります。蕾を摘み取る作業は面倒ですし、花が咲く頃には味や香りが落ちてしまうので、イタリアンパセリの栽培は1年で新しい株に変えても良いと思います。
イタリアンパセリは種をまいてから10日くらいで発芽し、それから1ヶ月程度経って本葉が15枚くらいまで増えた頃に収穫することができます。少ない日数で収穫したいという方は、イタリアンパセリの苗から育てると時間短縮になります。
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葉が硬いのは直射日光が原因
イタリアンパセリは日光を好む植物なので、春や秋の時期であれば、直射日光が当たっても元気に育ちますが、真夏の強い日差しが直接当たると、葉焼けを起こして葉が黄色くなることがあります。
イタリアンパセリに強い日差しが当たると、葉や茎が硬くなってしまうので、料理に使いたいという場合は、1年を通して半日陰で育てることが望ましいです。
イタリアンパセリは、株の中心部分から新芽を出す性質があるので、株の外側の葉は古い葉になります。ですから、イタリアンパセリの収穫は外側の葉から切り取っていきます。うっかり収穫を忘れて、株の外側の葉が黄色く枯れている場合は、古い葉が枯れて新しい葉に入れ替わる自然な現象です。
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根の不調
イタリアンパセリの根が何らかの原因で調子を崩していることで、根から水を吸い上げることができなくなり、その結果、葉が水分不足になることで黄色く変色して枯れることがあります。
たとえば、イタリアンパセリの苗を植え付ける際に根を傷めてしまうと、その後の成長が悪くなります。イタリアンパセリの根は細く傷みやすいので、根を解さずに植え付けるようにしましょう。
その他に考えられる原因は、イタリアンパセリに頻繁に水を与え過ぎると、土の中が常に湿った状態になるので、根腐れを引き起こすことがあります。根腐れを起こした場合も、根から水を吸い上げることができないので、葉が黄色くなる原因になります。
鉢植えのイタリアンパセリの水やり方法は、表土が乾いたら鉢底から水が流れ落ちるくらい、たっぷりと水やりをします。地植えの場合は雨水で補えるので、水やりの必要はありません。
ハダニやアブラムシなどの害虫被害にあった場合は、イタリアンパセリの葉は非常に薄いので、色が抜けて白い斑点ができます。また、葉が白くなる場合はうどんこ病などの病害の疑いもあります。
イタリアンパセリの種
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