ポトスの葉が黄色くなる原因は?根腐れを起こす過剰な水やりに要注意!

古い葉と新しい葉の生え変わりによって、ポトスの古い葉が自然に黄色く枯れて落葉するのは全く問題ないのですが、新しい葉が黄色くなる場合は何らかの原因が考えられます。今回は、ポトスの葉が黄色くなる原因として、比較的頻度の高いものを3つ紹介します。

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ポトスの葉が黄色くなる原因

直射日光による葉焼け

ポトス,葉が黄色くなる原因,根腐れ,画像1ポトスは、ソロモン諸島や東南アジアの亜熱帯地域が原産地になります。ポトスは、熱帯雨林の樹木を這い上がるように着生していく蔓性植物なので、周りが大きな木々で覆われた明るい日陰の環境で良く育ちます。

ですから、ポトスを観葉植物として栽培する場合も、直射日光の当たらない明るい日陰の環境が適しています。ポトスを栽培する場合は、室内の明るい場所で管理するようにしましょう。

ポトスを直射日光に当てると、強い日差しが原因で葉焼けを引き起こし、葉が黄色くなることがあります。室内で観葉植物を育てる際には、レースのカーテン越しの窓際が良いとされることが多いですが、真夏にポトスを窓際に置いておくと、強い日差しで葉焼けすることがあるので注意が必要です。特に斑入りのポトスは葉焼けしやすいので、気を付けるようにしましょう。

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過剰な水やりによる根腐れ

ポトス,葉が黄色くなる原因,根腐れ,画像2ポトスの水やりの頻度は季節によって異なります。春から秋の生育期には、表土が乾いてから、たっぷりと水を与えます。冬は休眠期になるのでポトスが多くの水分を必要としません。そのため、冬場の水やりは表土が乾いてから2、3日後に水を与える程度で十分です。

ポトスは湿度の高い熱帯雨林に自生する植物なので、頻繁に葉水をしてあげると良いのですが、根から水分を吸い上げるスピードはそれほど速くはありません。さらに冬場はポトスの生育が鈍るので、水やり後になかなか土が乾かないことがよくあります。

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土の中が湿った状態が長い間続くと、根が呼吸できなくなるので根腐れが起きてしまいます。根腐れを起こしたポトスは、根から水分を吸い上げることができないため、乾燥が原因で葉が黄色くなることがあります。特に園芸初心者の方は水を与え過ぎる傾向があるので、ポトスの葉が黄色くなる原因にならないように、水やりの頻度は気を付けるようにしましょう。

水やりのタイミングが分からないという方は、植物の水やりのタイミングを知らせてくれる「水やりチェッカー」という便利な園芸用品があるので、利用してみると良いでしょう。

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ポトスの耐寒性と耐暑性

ポトスは亜熱帯地域に自生する植物なので、真冬の寒さにも真夏の暑さにも弱い傾向があります。ポトスの生育適温は15℃~25℃くらいです。

冬場に気温が5℃を下回ると葉が黄色くなって次々に落ちてしまうことがあります。低温障害によってポトスの葉が黄色くなることも園芸初心者の方によくあることなので、室内の温度管理は注意が必要です。

ポトスは亜熱帯植物なので、寒さよりは暑さの方が耐えられますが、さすがに気温35℃くらいになると弱ってしまいます。特に水やり後の土が湿った状態で高温が続くと、根が傷んでしまうことがあります。傷んだ根っこでは水分を吸い上げることができないので、ポトスが乾燥して葉が黄色くなる原因になります。

ポトス

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