ポトスの葉が小さい原因!斑が消える理由とは?

ポトスを長年育てているのに、いつまで経っても葉が小さいまま…。斑入りのポトスのはずなのに、いつの間にか葉の斑が消える…。今回はこのようなことが起こる原因について紹介します。

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ポトスの葉が小さい原因

ポトス,葉が小さい,原因,斑が消える,理由,画像1そもそも、ポトスの園芸種の中には、もともと葉が小さい品種が存在します。たとえば、ライムコンパクトという品種は名前の通りコンパクトにまとまりやすい小さな葉をつけるのが特徴です。人気種のマーブルクイーンも比較的葉が小さい品種のポトスになります。

原産地のソロモン諸島に自生するポトスの中には、葉の大きさが1mくらいまで成長するものもありますが、園芸種のポトスを室内栽培した場合は、葉が大きくなっても20~30㎝程度です。

ゴールデンポトスなど、それなりに葉が大きくなる品種でありながら、いつまで経っても葉が小さいままという場合は、栽培方法が影響している可能性が考えられます。ポトスは、上向きに伸びた葉ほど大きくなり、下向きに伸びた葉ほど小さくなる傾向があります。

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支柱を這い上がって上向きに伸びたポトスは、次第に茎が太くなり、葉も大きく成長します。しかし、下向きに葉を垂れ下げて栽培しているポトスは、古い葉が上の位置にあり、新しい葉が下の位置にあるので、光合成がしやすい上位の古葉が大きくなり、光合成のしにくい下位の新葉が小さくなります。

園芸種のポトスに見られる楕円形の葉は、実はまだまだ成長途中の幼葉で、ポトスの成熟した葉は、まるでモンステラの葉のように、葉っぱに切れ込みが入るのが特徴です。室内栽培で切れ込みが入るほど成熟した葉を育てるのはなかなか難しいですが、ポトスを上向きに育てることで、20㎝程度までは葉を大きくすることが可能です。

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ポトスの葉の斑が消える理由

ポトス,葉が小さい,原因,斑が消える,理由,画像2斑入りのポトスを暗い環境で育てていると、いつの間にか葉の斑が消えることがあります。もともとポトスの原種は緑一色の葉をしているので、光量不足の環境に順応するために、いわゆる先祖返りが起こるわけです。

ポトスは明るい日陰の環境で管理することが基本です。光量不足になると、ポトスの葉の斑が消えることがありますが、だからと言ってポトスを直射日光に当てることはNGです。

特に斑入りのポトスは直射日光に弱い傾向があります。斑入りのポトスを真夏の強い日差しに直接当ててしまうと、斑の部分が葉焼けして茶色く変色することがあるので注意が必要です。

ポトス

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