ドウダンツツジは夏以降に剪定すると、せっかくできた花芽を切り落としてしまうので、来年は花が咲かないことがあります。今回は、ドウダンツツジの剪定時期と方法について紹介します。
ドウダンツツジの花が咲かない原因
ドウダンツツジは日照不足が原因で花付きが悪くなることがあります。日陰でも育つ強さはありますが、綺麗な花をたくさん咲かせるためには、日当たりの良い場所に植えられているかどうかが重要なポイントになります。
また、肥料不足によって花付きが悪くなることもあります。ドウダンツツジは日本原産の丈夫な植物ですが、どんな土壌でも大丈夫というわけではありません。特に根が浅く細いため、「水はけ」や「水もち」の悪い土壌では調子を崩しやすくなります。
また、ドウダンツツジは酸性土壌を好みます。日本の雨は弱酸性のため、地植えであれば比較的酸性を保ちやすいですが、コンクリートの塀や建物の基礎の近くは、コンクリートから溶け出す成分で土壌がアルカリ性に傾きがちです。そうした場所では生育が悪くなり、花が咲かなくなる原因になります。
ドウダンツツジの花が咲かない時に考えられる原因については様々なことが考えられますが、よくやりがちな原因は剪定時期を間違って刈り込んでしまったということです。
ドウダンツツジは、春に鈴のような形をした小さな白い花を咲かせます。そして花が終わると、夏に来年咲くための花芽を付けます。ですから、夏以降に剪定してしまうと、せっかくできた花芽を切り落としてしまうので、来年は花が咲かない原因になるのです。
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ドウダンツツジの剪定時期
ドウダンツツジの剪定時期は、5月から6月の花が咲き終わった頃から、花芽を付ける夏の前までに剪定をするのが適してします。この時期は、まだ花芽ができていないので、強剪定しても花が咲かない原因にはなりません。
夏以降に伸び過ぎてしまった徒長枝を、紅葉が終わった11月中旬から12月頃に剪定することもありますが、これは花芽を残しながら切り戻す作業になるので、初心者の方にはお勧めできません。
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ドウダンツツジの剪定方法
自然樹形のドウダンツツジであれば、花芽を残しながら自然な仕上がりに透かし剪定することもありますが、一般的にドウダンツツジの剪定と言えば、生垣の刈り込み作業になると思いますので、刈り込み剪定の方法について解説していきます。
ドウダンツツジの生垣を刈り込む際には、園芸用のバリカンを使用することが多いと思います。生垣の側面をバリカンで刈り込む際に注意しておきたいのが、最も成長の遅い「凹んだ部分」に合わせて、全体の面(ライン)を揃えるということです。
このとき、凹んだ部分をさらに深く刈り込むのではなく、凹みに合わせて周囲の出っ張った枝だけを落とすように意識します。枝葉の成長が遅く凹んだ部分をさらに深く刈り込んでしまうと、剪定後になかなか枝葉が再生してくれません。刈り込み過ぎると部分的に葉が無い状態の、いわゆる虎刈りになってしまいます。
生垣の上部は日当たりが良いので、成長が早い部分にあります。梅雨前でしたら、強剪定してもすぐ枝葉が再生しますが、梅雨後に短く剪定してしまうと、強い日差しが原因で再生が鈍ります。ですから、梅雨後に剪定する場合は、少し長めに剪定して枝葉を残すことがポイントになります。
生垣バリカン
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