パキラはなかなか根が張らない植物なので、株がグラグラすることがよくあります。特に植え替え後は幹がグラつくことあるので、発根を促すメネデール希釈水を使うと良いでしょう。
パキラの根が張らない
パキラはなかなか根が張らない観葉植物で、植え替えした時などにパキラの根を見ていただくと分かると思いますが、本当に少しの根っこしか生えてこない。
複数の幹を編み込んだパキラが流通していますが、これは海外で幹を編み込んだパキラを輸入してから、日本で発根させることが多いので、少ししか根が生えていないことがあります。
パキラは中南米原産の亜熱帯植物なので、寒さにやや弱い傾向があります。日本の気候で鉢植え栽培していると、ぐんぐん成長するわけではないので、あまり根が張らないことが多いのです。
パキラのように根の張りが良くない植物は、頻繁に水を与え過ぎると根腐れを起こすことがあるので注意が必要です。根が腐ると支えることができなくなり、幹がグラグラしてしまいます。
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根が張らないということは、水を吸い上げる量が少ないので、土が乾くまでに時間がかかります。用土が乾かないうちに水やりをすると、土の中が常に湿った状態になり、根腐れを起こしてしまいます。
パキラは乾燥に強い植物なので、水やりの頻度は表土が乾いたら水を与える程度で十分です。特に冬の時期はパキラの生育が鈍るので、多くの水分を必要としていません。冬の時期に頻繁に水を与えると根腐れの原因になるので注意しましょう。
パキラの植え替え後に幹がグラグラする時は?
鉢植えのパキラを植え替えする頻度は、2年に1回行うのが一般的です。しかし、パキラはあまり根が張らない植物なので、2年間植え替えしなかったからといって、パキラの根が鉢の中いっぱいに根詰まりを起こすことはほとんどありません。
植物の植え替えは、株の生育に応じて一回り大きな鉢に植え替えるのが基本ですが、パキラの場合は根の成長が遅いので、今までと同じサイズの鉢に植え替えることが多いです。同じサイズの鉢に植え替える場合は、土を1/3程度落として、新しい用土を加えてパキラを植え替えます。
パキラの根が成長していないのに、一回り大きな鉢に植え替えてしまうと、水やり後に土が乾きにくくなり、用土が湿った状態が続くので、根腐れを起こすことがあります。根腐れが原因でパキラの幹がグラつくこともあります。
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パキラはあまり根が張らないので、幹がグラグラするからといって、頻繁に幹を揺らして根の張りを確認していると、いつまで経っても幹が安定しません。
パキラの植え替え後にグラグラする時は、発根を促すメネデール希釈水を与えて、後は無闇に触ることなく様子を見ると良いでしょう。
水やりのタイミングが分からない場合は、用土に差し込むだけで水やりのタイミングを知らせてくれる「水やりチェッカー」という便利なアイテムがあるので、使ってみると良いでしょう。
植物の発根を促す活力剤「メネデール」
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パキラ
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