ハツユキカズラの新芽は濃いピンク色をしていますが、徐々に葉の色が薄くなり、緑色の地に白の斑入りの葉になります。それから緑一色の葉になり、秋から冬の時期には赤く紅葉します。
ハツユキカズラの斑がピンクや白になる時期は、新芽が成長する過程で起こります。ハツユキカズラは4月頃に新芽が出始めて、5月中旬〜6月中旬に開花するのですが、この時期になってもハツユキカズラがピンクにならない、または白くならない場合は、何らかの原因があるはずです。
ハツユキカズラが白くならない・ピンクにならない原因
剪定していない
ハツユキカズラはテイカカズラの園芸種で、原種のテイカカズラの葉は緑一色の植物です。その影響もあって、ハツユキカズラの葉が緑一色のままになってしまうことがあります。
ハツユキカズラは新芽がピンクや白になる植物です。ハツユキカズラの新芽が出ずに斑がピンクにならない時は、剪定を行い葉の成長を促します。ハツユキカズラを剪定する時期は、成長が滞る冬以外の時期であれば、いつでも剪定することができます。
ただし、花を楽しみたい場合は、頻繁に剪定していると花芽を切ってしまうので、花後に剪定すると良いでしょう。ハツユキカズラは夏に花芽ができ、翌年の5月中旬〜6月中旬に開花します。
ハツユキカズラは小さな白い花を咲かせるのですが、葉の斑の変化に比べると地味な花を付けるので、カラーリーフのみを楽しみたい場合は、頻繁に剪定することで脇芽を増やした方が良いと思います。
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日当たりが悪い
ハツユキカズラは日陰でも育ちますが、あまりに暗い場所で育てていると、斑が綺麗に出ないことがあります。ですから、ハツユキカズラがピンクにならない、または白くならない場合は、日向に移動していみると良いでしょう。
ただし、斑入りの植物は、あまりに強い日差しを当ててしまうと葉焼けしやすい傾向があるので、日差しの強い夏の時期は、明るい日陰で管理するようにしましょう。ハツユキカズラを、しっかり日に当てて育てると、寒い冬を迎える頃に赤く紅葉します。
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根の不調
ハツユキカズラの根の成長は早く、すぐに鉢いっぱいに根が張ってしまいます。長年植え替えをしないと根詰まりを起こしてしまい、根から水分や養分を吸い上げらることができなくなるので、それが原因で斑が綺麗に出ないということがあります。
また、根が蒸れて根腐れが起こると新芽が出にくくなるので、いつまでも斑が白くならないで緑一色のままということがあります。ハツユキカズラの植え替えの時期は、4~6月または9~10月に行うと良いでしょう。
ハツユキカズラ
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