家庭菜園で簡単に銀マルチシート!アルミホイルの反射で害虫対策!

光の反射で害虫の忌避効果が期待できる銀マルチシートを、家庭菜園ではアルミホイルで代用できます。本記事では、アルミホイルによる害虫対策や、家庭菜園で簡単に銀マルチができる園芸用品を紹介します。

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アルミホイルの反射で害虫対策

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農家さんは野菜作りをする際に、畑の畝をマルチシートで覆って、雑草の抑制や地温の調整などを行います。マルチシートには、黒いマルチシートと銀色のマルチシートがあり、銀マルチシートは太陽光の反射によって光を嫌う害虫の忌避効果が期待できます。

農家さんが使用する銀マルチシートの代わりに、家庭菜園ではアルミホイルを使って害虫対策が可能です。

アルミホイルでマルチングする方法はとても簡単で、野菜の苗の根元付近にアルミホイルを敷くだけです。風で飛ばされないようにアルミホイルに爪楊枝などを刺して固定しておくと良いでしょう。

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畑ではなくプランターで野菜を育てる場合は、地表全体をアルミホイルで密封してしまうと、水と空気が通らなくなってしまうので、アルミホイルにたくさんの穴を開けておくようにしてください。植物の根が成長するためには、水だけではなく空気も必要です。プランターの中が長時間蒸れてしまうと根腐れの原因になるので注意しましょう。

アルミホイルによる害虫の忌避効果は、全ての虫に効くわけではありません。アブラムシやアザミウマ、ウリハムシなどの光を嫌う害虫を防ぐ効果が期待できます。その他には、植物の根元をアルミホイルで覆うことで、ネキリムシやコガネムシの幼虫による被害を物理的に防ぐ効果も期待できます。

家庭菜園で簡単に銀マルチができる園芸用品

大規模な畑で野菜を栽培する農家さんは銀マルチシートをロールで購入して使いますが、家庭菜園ではそこまでたくさんの野菜を育てるわけではないので、苗ごとに使える個別のアルミシートを使うと便利です。

ここで紹介している「虫除けアルミシート」は、何度も繰り返し使える円形の銀マルチシートになっています。風飛び防止の固定ピン付きで、簡単に設置することができます。

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銀マルチシートをアルミホイルで代用することもできますが、アルミホイルで害虫対策をすると見栄えがあまり良くないです。「虫除けアルミシート」を使えば設置も簡単で、繰り返し使えるのでとても便利です。家庭菜園では、ミニトマトやナス、ピーマンなどの苗の根元をマルチングしておくと良いでしょう。

野菜がある程度成長すれば、害虫や病気に対しての抵抗力は高くなりますが、小さな苗の時期は害虫被害で急に枯れてしまうことがよくあります。そうなる前に小さな苗のうちから「虫除けアルミシート」を設置しておくと、害虫被害が軽減されます。

虫除けアルミシート

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【園芸豆知識④】花や実の成長を促す肥料

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窒素(N)・・・葉を育てる成分
リン酸(P)・・・花や実を育てる成分
カリ(K)・・・根を育てる成分

開花を促すためには、リン酸の割合が多く含まれた肥料を与えると効果的です。リン酸は、窒素やカリと比べて吸収率が低いため、窒素4:リン酸10:カリ1のように極端にリン酸が多い肥料を使うことが望ましいです。

【園芸豆知識⑤】お酢で害虫対策

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お酢には、病害虫の予防と駆除効果があり、家庭菜園で手軽に有機栽培がしたい方には、お酢を薄めたスプレーがおすすめです。

お酢のスプレーは、早朝や夕方、曇りの日など、気温の低い時に使用するようにしましょう。気温が高い晴れた日の昼間にお酢のスプレーをかけると、薬害を起こして葉が枯れることがあるので注意が必要です。

また、お酢の濃度が濃過ぎることも葉を枯らす原因になるので、適切な濃度(酸度0.2%程度)のものを使用するようにしましょう。

【園芸豆知識⑥】冬場の苗作りは保温マットが必須

植物の種が発芽するためには、「水」「空気(酸素)」「適した温度」の3つの要素が重要です。水と空気を提供することは簡単ですが、寒い季節に発芽適温を維持することは難しいことです。

発芽に適した温度は植物の種類によって異なりますが、一般的に15℃~30℃程度です。冬場に苗作りをする場合は、温室管理や保温マットなどを使って温度調節する必要があります。

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