キウイの庭植えと鉢植えには棚セットがおすすめ!

キウイの苗は10~12月頃(キウイの苗を植える時期)になると、ホームセンターなどでよく見かけるようになります。

キウイの苗を植えてから3、4年程度で果実を収穫できるようになり、上手くいけば家庭菜園でも毎年100個以上の実を楽しむことができるようになります。

今回は、キウイを家庭菜園する際に使える、おすすめの柵セットを紹介します。キウイは生育が良く、庭植えでも鉢植えでもどんどん蔓を伸ばしていくので、栽培には柵が必要になります。

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キウイは雄の木と雌の木がある「雌雄異株」

キウイ,庭植え,鉢植え,棚,画像植物の多くは、雄しべと雌しべがひとつの花の中に存在する両性花によって受粉して結実しますが、キウイは、雄と雌の遺伝子が別々の株に存在する「雌雄異株(しゆういしゅ)」です。

簡単に言うと、キウイは木によって性別があるので、受粉するための雄の木と、実をつけるための雌の木の両方がないと、キウイの実ができないというわけです。

このように性別がはっきりと分かれている雌雄異株は、種子植物全体の約5%ほどしか存在しません。キウイの他には、オリーブなども雌雄異株になります。

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雄の木と雌の木は3m程度離して庭植えする理由

キウイの苗を購入すると、「庭植えの際には雄の木と雌の木は3m程度離して植えてください。」と説明欄に記載されていることが多いです。

それでは、なぜ3m程度離して植える必要があるのでしょうか?それは、お互いの生育を邪魔しないためです。

キウイは蔓性の植物で、定期的に剪定しないと伸びたい放題でどんどん広がっていきます。すると、成長した雄の木が雌の木の生育を邪魔して、実のつきが悪くなってしまうことがあるのです。

家庭でキウイを育てる目的は、果実を収穫するためですから、重要なことは実をつける雌の木の生育です。雄の木の役割は受粉のためだけなのです。

近所で他にもキウイを育てている家があれば、自分の家の庭で雌の木だけ育てても実がなるということもあります。

一度、キウイを庭植えすると、後から株を移動することは大変です。キウイを庭植えにするか、鉢植えにするか迷っている方は、まずは、鉢植えでキウイを栽培してみてから、生育に合わせて庭の適切な場所に庭植えすると失敗が少ないと思います。

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キウイの庭植えには棚セットがおすすめ

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この商品は、釘やネジを使わずに簡単に組み立てられる棚セットです。スチール製のパイプの周りを耐久性の高い樹脂で覆っているので、とても丈夫です。

キウイの栽培は、雄の木と雌の木を3m程度離すことが基本になっているので、この柵を2つ以上組み合わせて使用すると良いでしょう。

棚を組み立てるのは簡単なのですが、棚のパイプを地面に埋める作業がけっこう大変です。棚を安定させるためには、地面に30㎝も埋めなくてはいけません。

庭の土が硬かったり、小石があったりすると、なかなかパイプが地面に入っていきません。そんな時にあると便利なのが、「穴掘り機」と「支柱ヘルパー」です。

穴掘り機

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千吉(Senkichi)
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この商品は、地面に支柱を立てるための穴を掘る道具です。ドリルのように穴掘り機をグルグルと回して、キウイの棚のパイプを立てるために丁度良い広さの穴を掘っていきます。

硬い地面に対して無理に穴掘り機で掘ると、穴掘り機自体が折れてしまうことがあるので、雨の降った次の日など地面が柔らかい時に掘っていくと良いでしょう。

支柱ヘルパー

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この商品は、支柱の抜き差しがテコの原理で楽になるというものです。キウイの棚のパイプを地面に埋める時だけではなく、パイプを抜く時にも使えるので、とても便利です。

支柱ヘルパーを使う時も、硬い地面に対して柵のパイプを強引に埋めようとすると、パイプが曲がったり折れたりしてしまう恐れがあるので、様子を見ながら徐々に埋めていくと良いでしょう。

キウイの苗

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【園芸豆知識④】花や実の成長を促す肥料

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窒素(N)・・・葉を育てる成分
リン酸(P)・・・花や実を育てる成分
カリ(K)・・・根を育てる成分

開花を促すためには、リン酸の割合が多く含まれた肥料を与えると効果的です。リン酸は、窒素やカリと比べて吸収率が低いため、窒素4:リン酸10:カリ1のように極端にリン酸が多い肥料を使うことが望ましいです。

【園芸豆知識⑤】お酢で害虫対策

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お酢には、病害虫の予防と駆除効果があり、家庭菜園で手軽に有機栽培がしたい方には、お酢を薄めたスプレーがおすすめです。

お酢のスプレーは、早朝や夕方、曇りの日など、気温の低い時に使用するようにしましょう。気温が高い晴れた日の昼間にお酢のスプレーをかけると、薬害を起こして葉が枯れることがあるので注意が必要です。

また、お酢の濃度が濃過ぎることも葉を枯らす原因になるので、適切な濃度(酸度0.2%程度)のものを使用するようにしましょう。

【園芸豆知識⑥】冬場の苗作りは保温マットが必須

植物の種が発芽するためには、「水」「空気(酸素)」「適した温度」の3つの要素が重要です。水と空気を提供することは簡単ですが、寒い季節に発芽適温を維持することは難しいことです。

発芽に適した温度は植物の種類によって異なりますが、一般的に15℃~30℃程度です。冬場に苗作りをする場合は、温室管理や保温マットなどを使って温度調節する必要があります。

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