ガーデニングの必須アイテムとも言えるのが、「芽切鋏(めきりばさみ)」と「剪定鋏(せんていばさみ)」です。これらは混同しがちですが、両刃と片刃でそれぞれの刃の形状が違います。
今回は、芽切鋏と剪定鋏の違いについて解説していきます。記事の後半では、おすすめのハサミを紹介しているので、合わせてご覧ください。
芽切鋏と剪定鋏の違い
芽切鋏の特徴
細い茎や葉を繊細に切ることができる
直線的な両刃
刃が薄い
主に刃の先端部分を使う
剪定鋏の特徴
2㎝程度の太い枝を切ることができる
曲線的な片刃
刃が厚い
主に刃の中間部分を使う
Sponsored Links
芽切鋏と剪定鋏の大きな違いは、芽切鋏は草花の細い茎や葉などを繊細に切るため道具で、剪定鋏は2㎝程度の太い枝を力強く切るための道具です。この使い方の違いを知らずに、芽切鋏で庭木の太い枝などを切ってしまうと、刃こぼれしてしまうことがあるので注意が必要です。
芽切鋏は、2枚の両方が刃が切れる両刃のハサミです。直線的な刃でできているので、太い枝を切ろうとすると、枝が刃の間を滑って刃先の方へ逃げてしまいます。
芽切鋏は、繊細な作業ができるように薄い刃になっており、主に刃の先端部分を使って、草花の細い茎や葉を切る使い方をします。
一方、剪定鋏は、片方の刃だけが切れる片刃のハサミです。もう片方の刃が、切れない受け刃になっていることで、枝を滑らずに切ることができます。また、分厚い刃がカーブを描いていることで、2㎝程度の枝なら簡単に切ることができます。
その他にも、芽切鋏のような直線的な刃をしていながら、剪定鋏のような片刃になっているハサミもあります。これは、芽切鋏と剪定鋏の間くらいの用途で使えます。
Sponsored Links
おすすめの芽切鋏
芽切鋏は直線的な両刃なので、ちょっと太い茎を切ろうとすると、茎が刃の先端方向に滑ってしまうという欠点があります。しかし、ここでおすすめしている商品の刃は、ギザギザに加工してあるので、切る際に茎が滑りにくくなっています。
ステンレス製の刃なので丈夫で錆びにくい。(※ステンレスは錆びにくい材質ですが、汚れや水分が付着していると錆びることがあります。使用後は汚れや水分を拭き取って綺麗に保ちましょう。)この芽切鋏はとても軽量(本体重量:約108g)で、スプリング付きなので小刻みな作業が簡単にできます。
おすすめの剪定鋏
この商品は2㎝までの生木を切断できる剪定鋏です。ハサミの開き具合を「半開」と「全開」で変えられるので、手が小さめな方でもしっかり握ることができます。
刃にはSK5鋼(炭素工具鋼)が使用されており、刃の表面にはフッ素コーティングが施されているので、錆びにくくなっています。本体重量は280gで、スプリング付きなので連続カットが簡単にできます。
Sponsored Links
おすすめの記事
ユーカリを庭木にするデメリット!地植えで後悔する前に知っておきたい事とは?
農作業の日焼け対策グッズ!日よけ帽子&アームカバーがおすすめ!