エバーフレッシュの枝は細く長く伸びやすいので、株の上部にはたくさんの葉が茂っているのに、株元の幹は細くてひょろひょろのままということがよくあります。
「剪定をすれば太くなる」と誤解されがちですが、実は幹を太くするには逆効果になることもあります。今回は、エバーフレッシュの幹を確実に太くするために知っておくべき、正しいメカニズムと方法について紹介します。
エバーフレッシュの幹は長い年月をかけて太くなる
エバーフレッシュの幹を太くする方法を述べる前に、知っておいてほしいことは、エバーフレッシュに限らず、樹木の幹を太くするためには、非常に年月がかかるということです。
エバーフレッシュを屋内栽培から屋外栽培に切り替えたり、肥料を与えたりしても、数週間で急激に幹が太くなるというわけではありません。
生産者の方々も、幹の太いエバーフレッシュを作るために、長い年月をかけて育てています。実は、プロの生産者は幹を太くする期間中、あえて剪定をせず、枝葉を大きく伸ばし放題にして幹を肥大させています。 幹の太いエバーフレッシュがそれなりのお値段がするのは、その長い時間と手間がかかっているからです。
家庭でエバーフレッシュの幹を太くするためにも、数年単位の根気のある作業が必要になっていきます。
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エバーフレッシュの幹を太くするには?
植物の生育を促すためには日光が必要なので、エバーフレッシュを屋内で育てている場合は、まずは屋外栽培に切り替えることが大切です。
ただし、エバーフレッシュを急に外に出すと葉焼けしてしまうので、徐々に明るい場所へ移動していくと良いでしょう。春から秋にかけての暖かい時期であれば屋外栽培が理想ですが、気温が15℃を下回る季節は、屋内に移動するようにしましょう。
そして最も重要なのが、「幹を太くしたいなら、剪定を控えて葉を茂らせること」です。
植物の幹が太くなるための養分は、葉が行う「光合成」によって作られます。葉の数=エネルギー工場の数と考えてください。葉がたくさんあればあるほど、多くの養分が作られ、余った養分が幹や根に蓄えられて、結果として幹が太くなります。
元の記事では「剪定して根を伸ばす」という説がありましたが、これは誤りです。実際には葉を減らすと光合成の量が減り、幹の成長は遅くなってしまいます。盆栽などで幹が太いものも、一度枝を伸ばし放題にして幹を太らせてから、最後に不要な枝を切って形を整えているのです。
つまり、幹を太くするための最短ルートは、「日当たりの良い場所で、水切れさせずに、枝葉をできるだけたくさん伸ばす(切らない)」ことです。
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整えるための剪定:時期と方法
前述の通り、幹を太くする段階では「切らない」のが正解ですが、あまりに枝が伸びすぎて邪魔な場合や、ある程度幹が太くなって樹形を整えたい場合には剪定を行います。
エバーフレッシュの枝は細く長く伸びる性質があるので、最終的な仕上げとして枝を切り詰めるとバランスが良くなります。
エバーフレッシュは、枝の付け根から新芽の伸びる性質があり、枝の付け根のほとんどに小さな新芽がすでにある状態なので、剪定後にどのように枝が伸びていくかがイメージしやすい植物です。
エバーフレッシュの樹形は、上のボリュームを大きく、下のボリュームを小さくするとかっこよくなります。残す枝の方向は中心から放射状に上へと伸びていくようにすると綺麗にまとまります。
剪定の時期は、その後の生育期間を考えると4月~5月頃がベストです。エバーフレッシュは生育が良いので、暖かい季節であれば大胆に切り詰めても新芽が出てきます。
剪定を成功させるポイントは、1本の枝に対して必ず葉を少し残しておくことです。葉をすべて落として丸坊主にすると、水を吸い上げる力が弱まり、そのまま枝枯れしてしまうことがあるためです。
幹を太くしたい時期はグッと我慢して葉を茂らせ、十分に太くなってから理想の形に剪定することをおすすめします。
エバーフレッシュ
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