ワイヤープランツは、地植えにすると増え過ぎて困るほど、非常に生育旺盛な植物です。そのため、「水切れ」を起こすと急に調子を崩したり、成長し過ぎて「根詰まり」を起こして、ワイヤープランツの葉がチリチリに枯れることがあります。
それに加えて、ワイヤープランツを屋外で栽培していると、冬場は「霜に当る」ことが原因で、ワイヤープランツの葉が落ちることもあります。
ワイヤープランツの葉がチリチリに枯れる原因
水切れ
生育旺盛なワイヤープランツは、水切れを起こすと数日で葉がチリチリに乾燥して枯れてしまうことがあります。鉢植えでワイヤープランツを栽培している場合は、水切れを起こさないように気を付けましょう。
ワイヤープランツの水やり方法は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えるのが基本です。冬の時期は、ワイヤープランツの生育が鈍るので、多くの水分を必要としなくなります。そのため、冬場に水を与え過ぎると、土の中が常に湿った状態になり、ワイヤープランツが根腐れを引き起こすことがあります。
水切れは、ワイヤープランツの葉がチリチリに枯れる原因になりますが、その反対に水を与え過ぎると、根腐れが原因で葉が落ちることがあるので注意しましょう。
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根詰まり
ワイヤープランツは成長が早い植物なので、長年同じ鉢で育てていると寝詰まりを起こすことがあります。根の不調により、根から水分を吸い上げられなくなると、ワイヤープランツの葉茎が水分不足になりチリチリに枯れることがあります。
ワイヤープランツの植え替え頻度は、2年に1回が目安になります。植え替えの時期は、真夏と真冬を除き、いつでも植え替えが可能です。
ワイヤープランツの鉢底から根が飛び出していたら、寝詰まりの可能性があります。その場合は、枯れた根を整理して、一回り大きな鉢に植え替えしてあげましょう。
霜に当たる
ワイヤープランツは、ある程度の耐寒性は備わっている植物なのですが、冬場に屋外栽培していると、霜に当たって葉がチリチリに枯れることがあります。
関東地方より南の温暖な地域では、冬は軒下などの霜の当たらない場所へ移動すれば、冬越しできなくもないのですが、ワイヤープランツが霜に当たると一気に葉が落ちることがあるので、冬場は室内の日当たりの良い場所に移動する方が無難です。
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ワイヤープランツの葉が落ちる時は復活できるの?
基本的には、ワイヤープランツは丈夫で育てやすい観葉植物なのですが、水切れや霜に当たったことが原因で葉がチリチリに枯れることがよくあります。この状態が続くと、やがては全ての葉が落ちてしまいます。
ワイヤープランツのチリチリに枯れた葉は元の状態には戻りませんが、根が元気であれば切り戻すことで新芽が出て復活することが可能です。
ワイヤープランツの切り戻しに最適な時期は春ですが、根が弱っていない限り、いつでも切り戻すことができます。ワイヤープランツは生命力が強い植物なので、葉が落ちて枯れてしまったと思っていたら、春に新芽が出て復活したということもよくあります。ただし、冬場に根まで凍ってしまった場合は、復活するのは難しいです。
ワイヤープランツ
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