パキラの葉が白く変色した場合は、「葉の色素が抜けて白くなっているのか」、もしくは「白いものが葉の表面に付着しているのか」で、考えられる原因が異なります。
今回は、パキラの葉が白くなる主な原因である「葉焼け」と、白い付着物の正体である「害虫」について解説します。
パキラの葉の色がまだらに抜ける原因:葉焼け
パキラの葉が変色する原因は様々ですが、葉の色が白や黄色にまだら状に抜ける時は「葉焼け」の可能性が最も高いです。
パキラは強い日差しが直接葉に当たると、葉の組織が焼けて色素が抜けてしまいます。室内栽培であっても、強い西日や直射日光が差し込む窓辺に置いていると葉焼けを起こすことがあるので注意が必要です。
よくある失敗パターン
特に多いのが、普段室内で育てているパキラを、良かれと思って屋外に出して水やりをし、そのまま日光浴をさせてしまうケースです。
真夏の強い日差しの下では、30分〜1時間程度直射日光に当てただけでも、葉焼けを起こすことがあります。室内育ちのパキラは直射日光への耐性が低いため、急な環境変化は避けましょう。
葉焼けの症状と進行
葉焼けは、直射日光に当たった直後ではなく、数日かけて徐々に症状が現れます。
1.最初は葉がまだらに黄色っぽく変色し始める
2.その後、徐々に色が薄くなる
3.最終的には白く色が抜けた状態になる
品種や焼け方によっては、白くならずに茶色く変色して枯れることもあります。
対処法
一度葉焼けして白くなった葉は、残念ながら元には戻りません。見た目が悪くなった枯れ葉は、清潔なハサミで切り取っておきましょう。今後の対策として、レースのカーテン越しなど、柔らかい光が当たる場所に移動させてください。
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パキラの葉に白い斑点ができる原因:害虫または汚れ
植物に付く白い斑点というと「うどんこ病」を思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、パキラがうどんこ病(白いカビ)にかかることは非常に稀です。
葉に白い粉や綿のようなものが付着している場合、その正体のほとんどは「コナカイガラムシ」や「ハダニ」などの害虫か、単に「水のカルキ汚れ」の場合が多いです。
白い綿のようなもの:コナカイガラムシ
葉の裏、葉の付け根、茎などに、白くてふわふわした綿のようなものが付着している場合は、「コナカイガラムシ」という害虫です。
症状: 植物の汁を吸って株を弱らせます。排泄物(甘いベタベタした液)によって、葉が黒くなる「すす病」を併発することもあります。
対処法: 見つけ次第、濡れたティッシュや綿棒で綺麗に拭き取ってください。数が多い場合は、カイガラムシ専用の殺虫剤を使用します。
葉全体が白っぽくカスリ状になる:ハダニ
葉に白い小さな斑点が無数にでき、全体的に色が褪せたように白っぽくなる場合は、「ハダニ」の可能性があります。
症状: 非常に小さな虫が葉の裏に寄生し、汁を吸います。重症化すると、白いクモの巣のようなものを張ることがあります。
対処法: ハダニは乾燥を好むため、霧吹きで葉水(はみず)を与えて予防します。発生してしまった場合は、強めのシャワーで洗い流すか、ダニ専用の薬剤を散布します。
白い輪っかや粉状の跡:カルキ汚れ
病気や害虫ではなく、水道水に含まれるミネラル分(カルシウムなど)が乾いて白く残ったものです。
見分け方: 葉水を与えた後にできやすく、こすると落ちます。
対処法: 植物に害はありませんが、気になる場合は濡れた布で優しく拭き取ってください。
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株が弱っているときは要注意
コナカイガラムシやハダニなどの害虫は、パキラが何らかの原因で調子を崩しているときに発生しやすくなります。
たとえば、水の与え過ぎで根腐れを起こしていたり、日照不足で株が徒長(ひょろひょろに伸びる)していたりすると、抵抗力が落ちて害虫の被害を受けやすくなります。
葉の色や状態はパキラからのサインです。白い変色を見つけたら、まずは「日当たり(葉焼け)」と「害虫の有無」をチェックして、早めに対処してあげましょう。
コナカイガラムシやハダニに効く殺菌剤
パキラ
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