パキラの葉が白く変色した場合は、葉の色が抜けて白くなっているのか、もしくは、白いものが葉に付着しているのかで、考えられる原因が異なります。今回は、パキラの葉が白くまだら模様になる原因について紹介します。
パキラの葉の色がまだらに抜ける原因
パキラの葉が変色する原因は様々なことが考えられますが、パキラの葉の色が白や黄色にまだらに抜ける時は葉焼けの可能性が高いです。
パキラは、強い日差しが直接葉に当たると、葉が焼けて色が抜けることがあります。たとえば、室内栽培であっても、直射日光の当たる窓辺にパキラを置いていると葉焼けすることがあります。
よくやりがちな失敗例としては、室内栽培のパキラを屋外に出して水やりしたことで葉焼けしてしまったというケースです。ほんの数分間だけ直射日光に当てただけでも、パキラは葉焼けすることがあるので注意しましょう。
パキラは直射日光に当たった直後に、葉の色が抜けるのではなく、数日かけて徐々にパキラの葉が変色していきます。
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パキラに強い日差しを当ててしまうと、最初のうちはパキラの葉がまだらに黄色く抜けてきます。その後、徐々に色が薄くなって、最終的にはパキラの葉の色が白くまだらに抜けることになります。品種によっては、葉の色が白くならずに、茶色く変色して枯れることもあります。
葉焼けして枯れた葉は見た目が悪いので、枯れ葉だけ切り取っておくと良いでしょう。パキラの置き場所は、レースのカーテン越しなど、直射日光を避けた明るい場所が理想的です。
パキラの葉に白い斑点ができて枯れる原因
パキラの葉に白い斑点ができる時は、うどんこ病などの斑点性の病害の可能性が考えられます。うどんこ病とは、葉や茎に白いカビ(糸状菌)が発生する病害で、病名の通りうどん粉を撒いたような白い斑点ができるのが特徴です。
パキラがうどんこ病になると、白い斑点が徐々に大きくなり、菌類が植物を弱らせて葉の先端部分から枯れていきます。パキラの葉に白い斑点があり、葉先が茶色く枯れている場合はうどんこ病の疑いがあります。
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うどんこ病は涼しくやや乾燥した環境を好み、春と秋に発生しやすい傾向があります。異常気象によって雨が少ない冷夏でも、うどん粉病になりやすいので注意が必要です。
うどんこ病は、パキラが何らかの原因で調子を崩していて、菌類に対する抵抗力が弱まっている時も病害を受けやすい。たとえば、水の与え過ぎで根腐れを起こしている時にも、株が弱って斑点性の病害が併発することがあります。
うどんこ病に効く殺菌剤
パキラ
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