ブロッコリーは大きな花蕾が1つできて、それを収穫したら終わりというイメージが強いですが、実は、頂花蕾の収穫後に脇芽が次々と出てきて収穫できる品種もあります。今回は、ブロッコリーの脇芽の収穫はいつまで続けられるのかということと、脇芽を大きくする方法について紹介します。
ブロッコリーの脇芽を多く収穫できる品種
たくさんの脇芽を収穫できるブロッコリーは「緑嶺(りょくれい)」という品種です。緑嶺は、春まきでも夏まきでも栽培することができます。頂花蕾を取った後に脇芽から育つ側花蕾も収穫できるので、家庭菜園で人気の品種です。
ブロッコリーは、種から栽培することができますが、9月頃から苗が流通するようになります。大量に栽培するわけではないのなら、苗から育てた方が確実に収穫できるので、ホームセンターなどで苗を探してみると良いと思います。
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ブロッコリーの脇芽を大きくする方法
結論から言うと、ブロッコリーの脇芽を大きくする方法は、脇芽が大きくなる品種を選んで栽培すると良いです。通常のブロッコリーの脇芽は、頂花蕾のように大きくなることはありませんが、「夢ひびき」という品種は、後から出てくる脇芽もドーム型に大きく育つのが特徴です。
夢ひびきの脇芽から育つ側花蕾は、最初にできる頂花蕾と同じくらいの大きさまで育ちます。ただし、全部の脇芽が大きくなるのではなくて、2~3個程度が限界です。また、追肥を行わないと、茎の部分が細くなって脇芽が育ちにくくなるので注意が必要です。
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ブロッコリーの脇芽の収穫はいつまで?
ブロッコリーは春まきと夏まきの両方で育てられますが、家庭菜園初心者の方は夏まき栽培がおすすめです。ブロッコリーを夏まき栽培は、8月頃に植え付けて頂花蕾を年内に収穫し、脇芽は2月頃まで収穫できます。
春まき栽培をすると、収穫時に気温が上がり過ぎてブロッコリーの生育適温を超えてしまうので、脇芽の収穫が難しくなります。ですから、ブロッコリーの脇芽の収穫はいつまでかという問題は、夏まき栽培と春まき栽培で違うわけです。
ブロッコリーの株が弱まり、栽培期間が終わりに近づくと、摘み取るのが大変なほど小さな脇芽しか出なくなります。そうなったら、ブロッコリーの脇芽の収穫は終了です。最後にブロッコリーの太い軸の部分も、厚めに皮を剥いて茹でれば美味しくいただけます。
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