フェイジョアの葉が落ちる原因は?幹が折れる時は風害に注意!

フェイジョアは、花も実も食べられることから、家庭で育てられる果樹として人気がある植物です。フェイジョアは一年を通して緑色の葉を保つ常緑樹ですが、株が弱ると急に落葉して枯れることがあるので注意が必要です。今回は、フェイジョアの葉が落ちる時に考えられる原因について紹介します。

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フェイジョアの葉が落ちる原因

フェイジョア,葉が落ちる,原因,強風,幹が折れる,画像1フェイジョアは常緑樹ですが、新しい葉の入れ替わりによって、役目を終えた古い葉が落葉することがあります。この落葉は自然なことなので、全く問題ありません。

それ以外でフェイジョアの葉が落ちる原因については、様々なことが考えられます。たとえば、水切れによって落葉することもあれば、肥料の与え過ぎによって根が傷んでしまい、フェイジョアの葉が落ちることもあります。

しかし、これらの原因は、フェイジョアを育てている方が、ご自身で気付きやすい内容です。そもそも、フェイジョアは耐寒性が高く、病害虫の被害も少ない、とても丈夫な植物なので、多少の被害はあっても全部の葉が落ちて、株自体が枯れることは少ない。

ところが、そんな丈夫なフェイジョアでも、風害を受けやすいという弱点があります。

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風害で落葉する

フェイジョアは、-10程度まで耐えられると言われているほど、非常に耐寒性の高い植物です。寒さには強いフェイジョアですが、乾燥には弱いという欠点があります。

日本は冬と春に風が強くなるので、この時期にフェイジョアが風害を受けて、葉が落ちることがあります。特に冬場は西高東低の気圧配置になり、風が強くなる時期です。フェイジョアが強風にさらされると、株が乾燥して調子を崩してしまうことがあるのです。

それでも、フェイジョアは丈夫な植物なので、なんとか厳しい冬を持ちこたえたとしても、春の強風の時期にいよいよ風害の影響が現れて、短期間でフェイジョアの葉が落ちることがあります。

風の強くなる12月から4月くらいに落葉する場合は、風害が原因になっている可能性があるので、鉢植えのフェイジョアであれば、置き場所を見直す必要があるかもしれません。

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強風でフェイジョアの幹が折れる

フェイジョア,葉が落ちる,原因,強風,幹が折れる,画像2風による被害は、フェイジョアが乾燥して葉が落ちるだけではありません。強風に煽られたフェイジョアが折れて、倒木することもあります。

もともと、フェイジョアの枝や幹は弾力性が低く、折れやすいという特徴があります。風害を受けてフェイジョアが乾燥すると、さらに脆くなって、幹の根元から折れることがあるのです。

鉢植えのフェイジョアであれば、風の強い時期は安全な場所に移動することができますが、地植えの場合はそうはいきません。フェイジョアを地植えにする際は、できるだけ風の影響を受けない場所を選び、支柱を立てて補強すると良いでしょう。

フェイジョア

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【園芸豆知識④】花や実の成長を促す肥料

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窒素(N)・・・葉を育てる成分
リン酸(P)・・・花や実を育てる成分
カリ(K)・・・根を育てる成分

開花を促すためには、リン酸の割合が多く含まれた肥料を与えると効果的です。リン酸は、窒素やカリと比べて吸収率が低いため、窒素4:リン酸10:カリ1のように極端にリン酸が多い肥料を使うことが望ましいです。

【園芸豆知識⑤】お酢で害虫対策

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お酢には、病害虫の予防と駆除効果があり、家庭菜園で手軽に有機栽培がしたい方には、お酢を薄めたスプレーがおすすめです。

お酢のスプレーは、早朝や夕方、曇りの日など、気温の低い時に使用するようにしましょう。気温が高い晴れた日の昼間にお酢のスプレーをかけると、薬害を起こして葉が枯れることがあるので注意が必要です。

また、お酢の濃度が濃過ぎることも葉を枯らす原因になるので、適切な濃度(酸度0.2%程度)のものを使用するようにしましょう。

【園芸豆知識⑥】冬場の苗作りは保温マットが必須

植物の種が発芽するためには、「水」「空気(酸素)」「適した温度」の3つの要素が重要です。水と空気を提供することは簡単ですが、寒い季節に発芽適温を維持することは難しいことです。

発芽に適した温度は植物の種類によって異なりますが、一般的に15℃~30℃程度です。冬場に苗作りをする場合は、温室管理や保温マットなどを使って温度調節する必要があります。

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