小松菜の栽培は、種まきから収穫までの期間が短く、次々と収穫できるので、家庭菜園を始めたばかりの方は、間引くのがもったいないと感じことがあるようです。それでは、小松菜の栽培で間引きしないとどうなるのでしょうか?実は、冬の栽培に限っては、それほど間引かなくても良い場合があるのです。
小松菜の栽培で間引きしないとどうなる?
間引きとは、密集して生えた苗の中から生命力の強そうな少数の苗を残して、それ以外の苗を取り除く作業のことを言います。
苗が密集していると日当たりが悪くなったり、土壌に含まれる養分を奪い合いようになるので、苗が大きく成長することができません。また、苗が密集した状態では、風通しが悪くなるので、病害虫の被害にあいやすくなります。
特にカビが発生しやすい梅雨時に間引きしないと、地面に当たった雨水が跳ね返って、土壌に含まれる菌類が下葉に付着し、葉が黄色くなって枯れていまうことがよくあります。ですから、小松菜の栽培は、基本的には間引き作業が必要です。
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小松菜の間引き作業は、一度でやらずに2~3回に分けて行うようにしましょう。まずは苗が密集している所を中心に、半分くらいまで間引いていきます。そして最終的には、株と株の間を5㎝くらいにします。虫食いがあったり、病気があったり、小さ過ぎる苗は間引いておきましょう。
冬の栽培は病害虫の心配が少ない
小松菜の生育適温は15~25℃ですが、5~35℃の環境で育てられるので周年栽培が可能です。暖かい時期は、小松菜の苗を間引かないと病害虫の被害にあいやすいですが、寒い時期は害虫が少なく、カビも発生しにくいので、苗が少しくらい込み合っていても育てることができます。
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冬の時期に小松菜を栽培する際には、マルチングやトンネル栽培で保温して育てます。ただし、晴れた日の日中はトンネル内が高温多湿になりすぎるため、裾を少し開けて風通しを良くする(換気する)ことは忘れないようにしましょう。
苗を間引きしないと、養分や日光を奪い合ってひょろひょろに育ってしまう(徒長する)問題がありますが、間引きの手間を減らしたい場合は、初めから種を薄く(間隔を広めに)まいておくのがおすすめです。マルチングを使用する場合は、1つの穴にまく種を2〜3粒にとどめ、早めに元気な1〜2株を残す程度で十分です。
寒い時期は暖かい時期に比べて小松菜の成長速度が遅いので、ある程度育ってきたら、大きくなった小松菜から順に根元から抜き取って「間引き収穫」をしていけば、残った株の風通しと日当たりが良くなり、自然と間引かれていきます。農家さんはこのような育て方はしないかもしれませんが、できるだけ手間をかけずに家庭菜園を楽しみたい方には、おすすめの育て方です。
小松菜の種
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