観葉植物と言うと、青々とした葉を楽しむイメージが強いので、アイビーが紅葉することはあまり知られていないような気がします。
一口に観葉植物と言っても様々な種類があり、中にはアイビーのように紅葉する植物も存在します。そもそも観葉植物というくくりがとても曖昧なものなのです。
アイビーの葉が赤い時は?
この画像は、自宅のキッチンの窓際で栽培しているアイビーです。葉の外側が赤く染まり紅葉していることが分かります。
アイビーには様々な品種が存在しますが、その多くは寒い季節に紅葉します。写真のアイビーは「ヘデラ・へリックス・グレイシャー」という品種で、葉に白い模様がある種類です。一般的に、この品種は葉の周りが少し赤くなる程度で、比較的紅葉しにくいと言われているのですが、我が家のアイビーは随分紅葉しているように思えます。
アイビーは、秋から冬にかけて寒い季節に紅葉し、春になり暖かい季節を迎えると、次第に赤味が無くなって元に戻ります。
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植物の葉が紅葉する仕組みついては諸説ありますが、基本的には緑色の色素である葉緑素が少なくなることで、葉色が変化していると考えられています。
緑色の色素の葉緑素が減少し、地の色の黄色に変化する植物であったり、葉緑素が減った代わりにアントシアニンという赤い色素を分泌して、葉が赤く変化する植物など様々です。
環境によってほとんど紅葉しないこともある
我が家では、キッチンと屋外に一株ずつアイビーを育てています。一見、室内栽培より屋外栽培の方が紅葉しやすいと思いがちですが、我が家のアイビーに関しては、室内栽培のみ紅葉して、屋外栽培のアイビーはほとんど紅葉していません。
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室内栽培しているアイビーが北向きの窓際であることや、屋外栽培しているアイビーが冬場でもある程度は日照時間を確保できていることなど、他にも様々な要因が影響していると推測できます。
アイビーは屋外栽培で越冬できるほど寒さに強い植物ですが、北側にあるキッチンはアイビーが紅葉するほど、意外と寒い環境なのだと改めて実感します。
アイビー
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