今回は、3月に思い切ってバッサリと強剪定したハイビスカスのその後の経過をお伝えします。春にはほとんど丸坊主の状態まで強剪定したハイビスカスですが、気温の上昇とともにグングン成長して、7月上旬の現在では21個の蕾をつけています。
ハイビスカスをバッサリと強剪定した後の経過
もともとこのハイビスカスは4年前に挿し木で増やしたもので、4年間ほぼ放置気味にしておいたら伸びすぎてしまったため、今年の3月に思い切って強剪定しました。ハイビスカスの挿し木や強剪定の方法は以前に書いた記事をご覧ください。


今年の3月上旬にバッサリと強剪定したハイビスカスの画像はこちらです。
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伸びすぎたハイビスカスを半分以下の高さにして、葉っぱを数枚だけ残して大胆に剪定しました。幹が良い感じに曲がってしたので、この樹形を活かしました。そして、強剪定してから4ヶ月後の7月上旬のハイビスカスが次の画像です。
ハイビスカスを3月上旬に強剪定した後は、気温が高くなるまでしばらくは室内の窓際で管理していましたが、4月になり暖かくなってきたら、直射日光が当たる屋外の南向きの場所にハイビスカスをずっと置いていました。5月上旬から新芽がでてきたので、化成肥料を与えて成長を促していると、グングン成長して7月上旬には、蕾を21個もつけてくれました。
ハイビスカスは剪定しなくても花は咲くのですが、剪定しないと花付きが悪くなります。4年ぐらい放置気味にしていた頃は、年間2回程度しか花を咲かせてくれませんでした。強剪定した今年は、すでに蕾が膨らんでいて、赤い花びらが薄っすらと見えているものがいくつかあります。こんなにも簡単にたくさんの花が楽しめるのであれば、もっと早く切り戻しておけば良かったと今更ながら思います。
ハイビスカスに蕾が付いてから1週間ほど経つと、真っ赤な花が咲き始めます。ハイビスカスは直径10㎝ほどの大輪の花を豪快に咲かせるのですが、開花時間はとても短く、開花した日の夜には萎れてしまいます。咲き終わった花は、花摘みをしなくても自然に落ちて、次々と新しい花が咲き始めます。
ハイビスカスの花が咲かない原因
ハイビスカスの花が咲かない原因として一般的に言われているは、水切れ、根詰まり、肥料不足などが挙げられますが、最も多い原因は「日照不足」です。ハイビスカスは日光を好む熱帯植物なので、直射日光が当たる屋外の南向きの場所で元気に成長します。春から秋にかけは生育旺盛なので、この時期に水と肥料が不足すると成長が滞り、花付きが悪くなりますが、全く咲かないということは稀です。
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年1回は剪定しておくと、さらに花付きが良くなります。樹形を整えるという意味でも剪定はおすすめです。ハイビスカスの剪定時期は、10月下旬から11月上旬、または3月下旬から4月上旬で、1年に1回剪定するのが一般的です。できれば、春の剪定の時期に植え替えをやっておくと良いのですが、私は挿し木で増やしてから1回も植え替えをしていません。それでも適切な時期に強剪定して水と肥料を与えれば、こんなに蕾がついてくれるので、ハイビスカスはとても生命力が強い植物なのだと実感します。
ハイビスカス
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