ポインセチアの葉がベタベタする!樹液の毒性とは?

ポインセチアの樹液は、ベタベタとした粘り気のある液体なので、普段から葉や枝がベタつきやすいです。しかし、あまりにもベタつきが酷い場合は、害虫被害の可能性が考えられます。

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ポインセチアの葉がベタベタする時は?

ポインセチア,葉,ベタベタ,画像1ポインセチアの葉や枝を切ると、切り口からベタベタした白い樹液が出てきます。剪定の際に切った枝から樹液が溢れ出してくるのは問題ないのですが、どこも切っていないのに、ポインセチアの葉や枝がベタつく場合は、害虫による被害が考えられます。

ポインセチアの樹液を吸った害虫は、その場に樹液を含んだ排泄物を出します。この害虫の排泄物がベタベタの液体の正体です。

ポインセチアに害を及ぼす虫は様々な種類がいますが、中でも被害が多いのがカイガラムシです。

カイガラムシの幼虫は、白い綿状の塊になって葉や枝に付着しています。成虫になったカイガラムシは、黒くて硬い殻に覆われています。幼虫の段階であれば薬剤が効果的ですが、成虫になると薬剤が効きにくいです。

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カイガラムシを見付けたら、古い歯ブラシなどを使って、物理的に擦り取っていくしかありません。カイガラムシやハダニなどの害虫は乾燥を好み、湿気を嫌う性質があるので、害虫予防として普段から葉水をしておくと良いでしょう。

一度カイガラムシが付着すると、何度もしつこく被害にあうことがあります。ポインセチアは生育が良く、大胆に剪定してもどんどん新しい葉をつけてくれるので、4~5月頃であれば思い切って剪定してみるのも良いでしょう。ただし、寒い時期に剪定すると枯れてしまう可能性があるので、避けた方が無難です。

ポインセチアの樹液の毒性

ポインセチア,葉,ベタベタ,画像2ポインセチアを剪定すると、切り口からベタベタした白い樹液が出てきます。この樹液には、ホルボールエステルという毒性の成分が含まれているので、口に入れないようにしてください。

皮膚に樹液がついた状態で放っておくと、かぶれることもあるので、付着したポインセチアの樹液は、速やかに洗い流しておきましょう。ポインセチアの樹液は、口に入れなければ特に問題はありませんが、皮膚につくと敏感肌の方はかぶれることがあります。

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小さなお子様や犬猫などのペットがいる家庭では、ポインセチアの葉を誤って食べてしまわないように、届かない場所に置いておくと良いでしょう。

ポインセチアを剪定した際に、切り口から出てくる樹液は、しばらくすると自然に止まります。害虫被害により葉の表面がベタベタになっている場合も、樹液を吸った害虫の排泄物に成分が含まれているので、皮膚に付いた時は洗い流しておきましょう。

ポインセチア/プリンセチア

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