今回は、マーガレットが木質化した場合の剪定方法について紹介します。マーガレットが木質化したら、株元がスカスカになってしまうので、思い切って仕立て直してみましょう。
マーガレットが木質化したら?
木質化とは、草花の株元がまるで樹木の幹のように変化することを言います。マーガレットは、常緑多年草と言われることもあれば、常緑低木として分類されることもあるので、そもそもが草ではなく木なのですが、一般的にマーガレットの株元が幹のようになることを木質化と言います。
マーガレットは、成長とともに株元が樹木の幹のようになる植物です。木質化により見た目が悪くなる主な原因は株元の蒸れです。マーガレットは、成長とともに葉が茂ると、株元が蒸れて葉が枯れてしまうのです。
こうなってしまうと、葉がスカスカの株元では見た目が悪いですし、このまま成長しても株の形が崩れてしまいます。マーガレットが木質化したら、思い切って剪定して仕立て直すと良いでしょう。鉢植えのマーガレットの場合は、剪定後に新しい土で植え替えてあげると、どんどん成長してくれます。
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本来は、マーガレットの木質化が酷くなる前に剪定して、しっかり管理してあげることが大切です。通常はマーガレットの剪定は、花が終わったら、株元の新芽と数枚の葉を残して切り戻しを行います。
マーガレットの花が終わったら思い切って剪定
マーガレットは11月~5月にかけて花を咲かせる植物です。ですから、マーガレットの剪定の時期は、花が終わる5月の下旬に行うのがベストです。この頃になると、マーガレットの株元が木質化して、木の幹のようになってくるので、また来年綺麗な花が楽しめるように、大胆に切り戻しを行います。
マーガレットの剪定方法は、株元にある新芽と数枚の葉を残して切ることがポイントです。木質化して枯れた部分からは新芽が出にくいので、短く切り過ぎると枯れてしまうことがあるので注意しましょう。
マーガレットの株元の枯れた茎葉は、そのままにしておくとカビが生えやすいので、取り除いておきます。この時期の剪定は、マーガレットの株元の風通しを良くして、梅雨時の蒸れに備えるという意味でも重要なことです。
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鉢植えのマーガレットであれば、このタイミングで植え替えを行うと良いでしょう。マーガレットは、高温多湿を嫌うので、水はけの良い土が適しています。「赤玉土5:腐葉土3:軽石2」の配合でできた土が最適です。
また、マーガレットは酸性を嫌う傾向があるので、酸性の赤玉土の代わりに弱酸性の鹿沼土を使ったり、苦土石灰1g/リットルを混ぜたりすると安心です。
マーガレットは生育が良い植物なので、夏越しさえ上手くいけば、大胆に剪定してもどんどん成長してくれます。また綺麗な花を咲かせるためにも、5月下旬頃に剪定しておきましょう。
マーガレット
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