ガーデンシクラメンの花が萎れる、花茎がフニャフニャになってぐったりと倒れる、このような状態になる主な原因は、「水切れ」と「根腐れ」が考えられます。水切れが原因でガーデンシクラメンの元気がない場合は、給水することで復活することがありますが、球根が腐っていることが原因でガーデンシクラメンの調子が悪い場合は、元の状態に戻ることは難しいです。
ガーデンシクラメンの元気がない原因
水切れでガーデンシクラメンの花が萎れる
ガーデンシクラメンは寒さに強い反面、高温多湿に弱い傾向があります。そのため、多湿で球根を傷めないように、メリハリのある水やりを心掛ける必要があるのですが、水やりのタイミングが意外と難しいです。
ガーデンシクラメンの水やり方法は、土の中が乾いてから鉢の底から水が流れ出るくらい、たっぷりと水を与えるという乾湿のメリハリが大切です。
水やりのタイミングは栽培環境にもよりますが、表土が乾いてから2~3日後に水やりをする程度で十分です。この水やりのタイミングが遅れて水切れを起こしてしまうと、ガーデンシクラメンの花が萎れることがあります。水切れが酷い時は、ガーデンシクラメンの花茎がフニャフニャに弱って、ぐったりと倒れてしまうことがよくあります。
水切れが原因で花茎が倒れてしまったガーデンシクラメンは、応急処置として「腰水(こしみず)」をしてあげると、元気に復活することがあります。
腰水とは、水の入った容器に植物を鉢ごと浸す栽培方法のことを言います。バケツなどに水を溜めて、そこにガーデンシクラメンの土の高さまで、鉢ごと水に浸します。12時間程度水に浸しておくと、ガーデンシクラメンが水を吸って、倒れた花茎が立ち上がり、萎れた花も瑞々しく復活することがあります。
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根腐れで花茎がフニャフニャに弱って倒れる
ガーデンシクラメンは湿気に弱いので、頻繁に水を与え過ぎると球根が腐ってしまうことがあります。球根が腐ってしまった場合は、萎れたガーデンシクラメンが元の状態に復活することは難しいです。
根腐れを起こしてしまうと、根から水分を吸い上げることができないので、ガーデンシクラメンが水分不足になり、花茎がフニャフニャに弱って倒れてしまいます。
球根が腐る原因の1つとして、球根を深く植え過ぎていることが挙げられます。ガーデンシクラメンの植え付けは浅植えが基本です。球根が土から少し見えるくらいの高さに植えておくと、通気性が良くなり蒸れにくくなります。
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株元に水が溜まると球根が腐る原因になります。水やりの際には、土から少し見えている球根の部分に水をかけないように注意しましょう。
また、ガーデンシクラメンの花がら摘みは、花茎の根元から取らないと、残った花茎にカビが生えて、球根が腐ってしまうことがあるので気を付けましょう。花がら摘みは、花茎を軽くねじると根元から綺麗に取れます。
ガーデンシクラメン
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