カラジウムはサトイモ科の植物なので、サトイモのように細長い茎の先に大きな葉を付ける観葉植物です。そのため、葉の重みで茎が倒れることがよくあります。今回はカラジウムの茎が倒れる原因について紹介します。記事の後半では、カラジウムの冬越し方法についても解説していますので、合わせてご覧ください。
カラジウムの茎が倒れる原因
カラジウムの茎が倒れる原因は、水切れや根腐れなども考えられますが、可能性が高い原因の1つとして「日照不足による徒長」が挙げられます。
カラジウムは日光を好む植物なので、日照不足になると光を求めて茎がヒョロヒョロに伸び過ぎてしまいます。貧弱な茎では大きな葉を支えることができないので、カラジウムの茎が倒れる原因になります。
カラジウムは、できるだけ日当たりの良い場所で管理して、丈夫な茎と大きな葉を育てることが大切です。カラジウムの魅力は美しいカラーリーフですが、しっかり光を当てないと葉の色が良くなりません。
ただし、室内栽培のカラジウムを急に屋外に出して直射日光に当てると、葉焼けを起こしてしまうことがあるので、数日かけて徐々に光に慣れさせていく必要があります。
ガーデンカラジウムを地植えする場合は、日当たりの良い場所に植え付けるようにしましょう。
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カラジウムの冬越しは植えっぱなしでいいの?
カラジウムは熱帯アメリカ原産の植物なので、寒さが厳しい季節になると茎葉を枯らして休眠状態になります。
秋になって葉が黄色くなってきたら、水やりを徐々に控えていき、冬の寒さが厳しくなる前に水やりを止めてカラジウムを休眠させます。鉢植えのカラジウムの場合は、室内の暖かい場所で管理し、断水状態で冬越しさせます。
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ガーデンカラジウムを地植えしている場合は、寒さで凍結すると球根がダメになってしまうので、球根を掘り上げて室内の暖かい場所で管理します。掘り上げた球根の植え付け時期は、来年の3月中旬から5月頃になります。
鉢植えのカラジウムを室内栽培している場合は、植えっぱなしでも大丈夫ですが、カラジウムを地植えしている場合は、植えっぱなしで冬越しすると、球根が腐ってしまうことが多いです。ただし、地温が10℃以下にならないような暖かい地域では、植えっぱなしでも大丈夫です。
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