アマリリスの葉が枯れない時の冬越しは植えっぱなしでいいの?

アマリリスは秋になると茎葉が枯れ始めて、冬には枯れた地上部を切り取ってから、必要に応じて球根を掘り出して冬越しするのが一般的です。

しかし、近年の温暖化の影響もあって、冬になってもアマリリスの葉が枯れないことがよくあります。そんな時は球根を植えっぱなしでも良いのでしょうか?今回はアマリリスの冬越し方法について解説していきます。

Sponsored Links

アマリリスの葉が枯れない時の冬越しはどうする?

アマリリス,葉が枯れない,冬越し,植えっぱなし,画像温暖化の影響もあって、今はアマリリスの葉が枯れないかもしれませんが、アマリリスの冬越しは断水状態で休眠させるので、冬場に水やりを中止すれば葉は枯れていきます。

花後は光合成で養分を作って球根を太らせる時期なので、葉があった方が良いのですが、冬場は休眠させる時期なので、枯れた葉は全て取り除きます。

アマリリスの水やりは、春から夏の時期は、表土が乾いたらたっぷりと水を与えます。秋になり葉が枯れてきたら、徐々に水やりを控えていき、冬には完全に水やりを中止して乾かします。ですから、冬に断水状態になれば自然に地上部は枯れていきます。

Sponsored Links

アマリリスの冬越しは植えっぱなしでいいの?

アマリリスは、品種によって耐寒性が異なるので、寒さに弱いものは球根を掘り上げて、室内の暖かい場所で冬越しします。比較的寒さに強い品種は、断水して鉢の中を乾かし、室内の暖かい場所で管理すれば、2~3年くらいは植えっぱなしでも大丈夫です。

屋外に地植えしている場合は、最低気温が6℃以下になる頃には、球根を掘り出して、室内の暖かい場所で管理する必要があります。暖かい地域では、盛り土やマルチングで対応できることもありますが、寒さに弱い品種を植えっぱなしにしておくと耐えられないことが多いで、球根を掘り出しておく方が無難です。

Sponsored Links

掘り上げたアマリリスの球根は、土を落として暖かい室内に置いて十分に乾かした後に、おがくずやピートモスの入った箱に球根を入れて保管します。

アマリリスは、巨大輪で丸い花びらをもつ外来種が寒さに弱い傾向があります。中輪で先の尖った花びらをもつ在来種は、比較的寒さに強い傾向があります。

アマリリス

Sponsored Links

おすすめの記事

モンステラの茎が伸び過ぎて曲がる!茎が垂れて広がる時の対処法を紹介!

ハオルチア・オブツーサの葉がしわしわ!ふにゃふにゃに葉がへこむ時は復活できるの?

カラジウムが倒れる原因は?冬越しは植えっぱなしでいいの?

ハエトリソウの冬越し!植え替え時期は冬眠中が最適!

大根が大きくならない原因と大きく育てる方法

草花ガーデニング

【園芸豆知識⑩】コガネムシの幼虫退治

created by Rinker
住友化学園芸
¥1,277 (2024/11/21 21:17:06時点 Amazon調べ-詳細)
PR

コガネムシは、春から夏にかけて活発に活動し、土の中に産卵します。卵から生まれた幼虫は、そのまま土の中で越冬し、春先にサナギから成虫になります。

コガネムシは、成虫が植物の葉を食べて、幼虫が根を食べる害虫です。特に土の中の幼虫は、根の被害が分かりにくいので厄介です。

コガネムシに効く薬剤として知られているのは「オルトランDX」です。オルトランDXを土に混ぜておくと、その殺虫成分を植物の根から吸い上げることで、根だけではなく葉にも殺虫効果が得られます。

【園芸豆知識⑪】発根を促す鉄分サプリメント

created by Rinker
メネデール
¥1,101 (2024/11/21 14:50:49時点 Amazon調べ-詳細)
PR

メネデールは、植物の発根を促すための鉄分が含まれた活力剤です。挿し木や種まき、苗の植え付け、植え替えなどの場面で使用することで、根の成長を促進することができます。

メネデールの使用方法はとても簡単で、原液を100倍に薄めた水を植物に水やりするだけです。メネデールは、農薬や肥料ではないので、発根を促したい成長期に毎回使うことができます。

【園芸豆知識⑫】液体除草剤と顆粒除草剤の使い分け

created by Rinker
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
¥1,110 (2024/11/21 21:17:06時点 Amazon調べ-詳細)
PR
created by Rinker
レインボー薬品
¥4,073 (2024/11/22 00:14:03時点 Amazon調べ-詳細)
PR

除草剤は「液体タイプ」と「顆粒タイプ」の2種類があります。液体除草剤は、雑草に直接かけて使います。即効性があるので、すでに増えてしまった雑草に効果的です。

顆粒除草剤は、土の中にゆっくりと浸透させて使い、長期間効果が持続するのが特徴です。すでに生えている雑草にも使えますが、効果の持続性を生かして、雑草が生える前に撒くことで予防する使い方がおすすめです。

Sponsored Links
\ よろしければシェアお願いします /