ガジュマルの古い下葉が黄色くなって落葉し、新しい葉に生え変わるのは自然なことなので全く問題ありませんが、新しい葉が黄色く変色して落ちる時は、ガジュマルの生育を妨げる何らかの原因があるはずです。今回は、ガジュマルの葉が黄色くなる原因と、葉が落ちる理由について紹介します。
ガジュマルの葉が黄色くなる原因
ガジュマルの葉が黄色くなる原因は、根腐れや害虫被害なども考えられますが、可能性の高い原因の1つとして「日照不足」が挙げられます。
ガジュマルは、アジア東南部の熱帯地域や亜熱帯地域に自生する植物なので、非常に日光を好みます。ガジュマルは熱帯植物のわりには耐陰性がある方なのですが、室内の暗い場所に置いておくと葉が黄色くなって、次々と葉が落ちることがあります。
ガジュマルは見た目の可愛らしさから、室内のいろいろなところに置きがちですが、本来は熱帯地域の強い日差しが当たる場所に自生しているので、日照不足では上手く育ちません。
ただし、室内の暗い場所で管理していたガジュマルを、急に屋外に出して直射日光に当てると葉焼けしてしまうので、徐々に光に慣れさせていく必要があります。ガジュマルが屋外の環境に慣れると一気に葉を展開してくれるので、暖かい時期であれば、全ての葉を切り戻しても大丈夫です。
春から秋の暖かい時期は、ガジュマルを屋外で管理しても良いのですが、ガジュマルは熱帯植物なので、冬の時期は室内で管理する必要があります。
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冬の寒さでガジュマルの葉が落ちる
ガジュマルは気温が5℃を下回ると生育が鈍るので、冬の時期は寒さが原因で葉が落ちることがあります。寒さで弱っているガジュマルは、軽く葉に触れただけでも、ポロッと落葉してしまうこともあるので、冬場はできるだけ暖かい室内で管理してあげると良いでしょう。
たとえ冬の時期に全ての葉が落ちてしまっても、ガジュマルは生命力が強いので、根っこが無事であれば来年の春には再び葉が茂ります。
ただし、根腐れが起きて幹がブヨブヨに腐ってしまった場合は再生することは難しいです。冬の時期は、ガジュマルの生育が鈍るので、多くの水分を必要としません。この時に頻繁に水を与え過ぎると、用土が常に湿った状態になるので、根腐れを起こすことがあります。
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根腐れを起こすと、根から水分を吸い上げることができないので、ガジュマルが水分不足になり葉が黄色くなる原因になります。さらに状態が悪化すると、全ての葉が落ちることがあるので、冬の休眠期は水の与え過ぎに注意しましょう。
ガジュマル
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