ガジュマルの幹が「ブヨブヨ」と「シワシワ」復活できるのはどっち?

ガジュマルの幹を触るとブヨブヨに柔らかい場合と、幹の表面はシワシワだけど触ると硬い場合、その後に復活する可能性が高いのはどちらでしょうか。

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ガジュマルの幹が「ブヨブヨ」と「シワシワ」復活できるのはどっち?

ガジュマルの幹がブヨブヨに柔らかい

ガジュマル,幹,ぶよぶよ,しわしわ,復活,画像1ガジュマルの幹を触ってみると、ブヨブヨに柔らかい時は根腐れの疑いがあります。根腐れが起こる主な原因は、「過剰な水やり」と「凍傷」の2つが考えられます。

ガジュマルの水やりは、土が乾いてから水を与えるというメリハリのある水やりが大切です。頻繁に水を与え過ぎると、土の中が常に湿った状態になり、根腐れを引き起こします。根から入り込んだ雑菌が幹まで到達すると、内部の細胞が破壊されて、ガジュマルの幹がブヨブヨに柔らかくなってしまいます。

また、寒い季節にガジュマルを屋外に置いておくと、寒さで幹が凍傷になりブヨブヨになることもあります。ガジュマルは亜熱帯から熱帯地域に自生する植物なので、寒さに弱いという特徴があります。そのため、沖縄などの温暖な地域でない限り、冬の時期にガジュマルを栽培する時は、室内の暖かい場所で管理することが基本です。

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そのことを知らずに、霜が降り寒い季節にガジュマルを屋外に置いていると、幹や根の細胞が凍結し、内部の水分が膨張することで細胞が壊れて、ガジュマルの幹がブヨブヨになってしまいます。一度壊れ細胞は元には戻らないので、やがては枯れていきます。

ガジュマルは生命力が非常に強い植物なので、ガジュマルの幹がブヨブヨに腐ってしまっても、春になれば辛うじて生き残っている細胞から新芽が出ることもありますが、幹や根の大部分が腐っている場合は、復活が難しいことが多いです。

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ガジュマルの幹がシワシワで硬い

ガジュマル,幹,ぶよぶよ,しわしわ,復活,画像2ガジュマルの幹の表面がシワシワになっているが、触ってみるとまだ硬い場合は、「水切れ」の疑いがあります。根腐れが起こっていないのであれば、水を定期的に与えれると約1ヶ月後には太い幹に復活します。

水切れが起こっている原因が、単に水やりを忘れただけだったら良いのですが、長年植え替えをしていないことでガジュマルが根詰まりを起こしている場合は、水を与えてもなかなか復活しません。

根詰まりが起こると、根から水を吸い上げることができなくなるので、幹の水分が不足してシワシワになりやすいです。根詰まりが起こると、ガジュマルが空気中の水分を取り入れようとして、気根がたくさん生えることもあります。

ガジュマルの植え替え時期は、4~5月頃が適しています。この時期に、ガジュマルの枯れた根を整理して新しい土に植え替えてあげると、シワシワになった幹がみるみる太くなり復活することがあります。

ガジュマル

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