ミニトマト栽培は、8月頃の暑い時期になると、花が咲いても実がならないということがよくあります。ミニトマトは家庭菜園でも人気のある野菜なので、おそらく同様の経験をされた方は多いのではないでしょうか。本記事では、ミニトマトが8月に花は咲くけど実がならない問題の原因と対策について解説していきます。
ミニトマトが8月に花が咲いても実がならない原因
ミニトマトの実つきが悪くなる原因は、受粉ができていないことや、肥料過多なども考えられますが、最も頻度の高い原因は「温度」の問題です。
ミニトマトに限らず多くの植物には、受粉して結実するために最適な「受粉適温」というものがあります。この受粉適温の範囲から大きく外れて暑過ぎたり寒過ぎたりすると、たとえ受粉しても結実することができません。
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ミニトマトの受粉適温は20~30℃です。5月にミニトマトの苗を植え付けてから一番花が咲く頃は、気温がまた受粉適温でしたが、8月頃になってくると気温が30℃を超える真夏日が続きます。つまり、気温が暑過ぎることが、ミニトマトの花が咲いても実がならない原因というわけです。
ミニトマトが8月に花が咲いても実がならない時の対策
8月にミニトマトの花が咲いても実がならない原因は、気候の問題なので対応することは難しいですが、全く対策できないわけではありません。
最も一般的な対策としては、植物の成長調整剤を使用することです。トマト栽培では「トマトトーン」という実つきを良くする成長調整剤が広く知られています。
トマトトーンには、植物ホルモンの一種である4-クロロフェノキシ酢酸が配合されており、これを花房に散布することで、実つきを良くし、果実を肥大させ、さらに熟期も促進する効果が期待できます。
使用回数は1花房につき1回です。同じ花房に何度もトマトトーンを散布したり、花以外の茎や葉にかかると薬害を起こす恐れがあるので注意してください。家庭菜園では、原液を薄める手間がなく、手軽に使えるスプレータイプのトマトトーンがおすすめです。
トマトの成長調整剤「トマトトーン」
ミニトマトの熟した実は小まめに収穫する
家庭菜園でミニトマトを栽培すると、根元から3段目の茎までは実がつきやすいですが、4段目以上の茎には、花が咲いても実がならないということがよくあります。
8月の猛暑が原因で実がつかないこともありますが、それほど気温が高くないのに実つきが悪い場合は、熟した実を放置していることが原因の1つとして考えられます。
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赤く熟した実を収穫せずに、そのままにしておくと、ミニトマトはこれ以上子孫を残す必要がないと思い、実つきが悪くなることがあります。熟した実をつけたままにしておくと株にも負担がかかるので、ミニトマトの実が熟したら小まめに収穫することで、新しい花が結実しやすくなります。
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