イチゴが酸っぱいのはなぜ?甘く育てるにはどうする?

家庭菜園で栽培したイチゴを食べてみたら、思っていたより甘くなかったという経験はありませんか?そもそもイチゴが酸っぱいのはなぜなのでしょうか?それは、イチゴに含まれるアスコルビン酸という酸味成分が関係しているのです。本記事では、イチゴが酸っぱい原因と甘く育てる方法について解説していきます。

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イチゴが酸っぱいのはなぜ?

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イチゴには、甘味成分のショ糖と、酸味成分のアスコルビン酸(ビタミンC)が含まれています。イチゴが酸っぱいのはなぜかと言うと、ショ糖が少ない、もしくはアスコルビン酸が多いことが考えられます。

とは言え、イチゴの熟した果実に含まれるショ糖含量は約8%程度で、アスコルビン酸はショ糖含量の100分の1以下しか含まれていません。

なぜアスコルビン酸は植物の中で生成されるかと言うと、太陽光を浴びることで生じる活性酸素を消去するためです。

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植物は太陽光を浴びて光合成を行うと、エネルギー代謝の副産物として活性酸素が発生します。植物は緑の色素である葉緑体で光合成を行うので、植物の緑色の部分にアスコルビン酸は多く含まれています。

イチゴの実も熟す前は緑色をしているので、酸味成分であるアスコルビン酸が多く含まれています。その後、果実が赤くなるにつれて葉緑体がなくなり、光合成が行われなくなるので、徐々にアスコルビン酸が少なくなっていきます。

イチゴの実は先端の方にショ糖が蓄積されるので甘くなり、付け根の方にアスコルビン酸が残っているので酸っぱい傾向があります。

イチゴを甘く育てるにはどうする?

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イチゴに限らず、植物は強過ぎる太陽光や水ストレスによって活性酸素が発生しやすく、それによって起こる細胞の傷害を防ぐために、アスコルビン酸を合成します。

つまり、イチゴを甘く育てるには、適切な生育温度と水やりを行い、ストレス無く栽培すると甘く育てることができるというわけです。

特にイチゴ栽培は温度管理が重要です。イチゴは冷涼な気候を好む植物なので、生育適温は17~20℃程度です。温度の高い環境でイチゴを栽培すると、酸味成分であるアスコルビン酸が多く合成されて、酸っぱい実になりやすい傾向があります。

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また、甘味成分であるショ糖を多くするためには、イチゴの実をゆっくり生育させて、ショ糖を蓄積させることが重要です。

イチゴに限らず、植物の果実が熟すためには積算温度というものがあります。積算温度とは、実が熟すまでの毎日の平均気温を合計したもので、イチゴの実が熟すまでには積算温度が600℃くらい必要だと言われています。

温度が高い環境でイチゴを栽培すると、生育が早くなります。そのため、ショ糖が蓄積する前に、どんどん実だけが大きくなり、実が大きいわりには甘くないイチゴになってしまいます。

温度が低い環境でイチゴを栽培すると、甘味成分のショ糖を十分に蓄積しながら、ゆっくりと生育していくので、イチゴを甘く育てることができます。ですから、気温の高い春に収穫するイチゴよりも、気温の低い冬に収穫するイチゴの方が甘い傾向があります。

ただし、そもそも甘くなる品種のイチゴを栽培しないと、どんな育て方をしても甘くなりません。甘くなるイチゴの品種は、「章姫(あきひめ)」が家庭菜園でおすすめです。

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また、お酢の濃度が濃過ぎることも葉を枯らす原因になるので、適切な濃度(酸度0.2%程度)のものを使用するようにしましょう。

【園芸豆知識⑥】冬場の苗作りは保温マットが必須

植物の種が発芽するためには、「水」「空気(酸素)」「適した温度」の3つの要素が重要です。水と空気を提供することは簡単ですが、寒い季節に発芽適温を維持することは難しいことです。

発芽に適した温度は植物の種類によって異なりますが、一般的に15℃~30℃程度です。冬場に苗作りをする場合は、温室管理や保温マットなどを使って温度調節する必要があります。

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