イチゴの葉脈が黒い原因はアザミウマ被害の可能性がある!

イチゴの葉に表れる不調は様々な原因が考えられますが、イチゴの葉脈が黒い場合は、アザミウマやホコリダニなどの害虫被害が原因の1つとして挙げられます。今回は、イチゴの葉脈が黒い原因と対策について紹介します。

Sponsored Links

イチゴの葉脈が黒い原因

そもそも葉脈の役割とは?

イチゴ,葉脈,黒い,原因,アザミウマ,被害,画像3葉脈とは、葉に見られる維管束の筋のことを言い、この管の中を水と養分が通っています。葉脈は人間で言えば血管のようなもので、光合成で作った養分が葉脈を通って植物全体に運ばれていると考えると分かりやすいと思います。

人間は高齢になると血管が衰えるということがありますが、これは植物でも同じで、老化した葉は葉脈が衰えて黒くなることがあります。ですから、イチゴの古い葉の葉脈が黒い場合は、葉の老化という自然な現象なので大きな問題ではありません。

また、肥料のカリ(K)が不足することで葉脈が黒くなることもありますが、家庭菜園で使われる肥料は、窒素(N)、リン酸(P)、カリ(K)がバランスよく含まれているので、カリ(K)だけが欠乏することは考えにくいです。

イチゴの古い葉の葉脈が黒い原因は、老化によるものが多いですが、新しい葉にも関わらずイチゴの葉脈が黒い場合は、害虫被害の可能性が考えられます。

Sponsored Links

アザミウマ被害の可能性

アザミウマとは、体長が0.5~2mmくらいの細長い小さな害虫で、イチゴに被害を与えるアザミウマと言えば、ミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマがよく知られています。

ミカンキイロアザミウマとヒラズハナアザミウマは、イチゴの雌しべに寄生し、雌しべの部分が黒くなったり、できた果実が茶色くなるのが特徴です。

それに加えて、チャノキイロアザミウマという種類もイチゴに被害を与えることがあり、チャノキイロアザミウマは雌しべではなく、葉に寄生する特徴があります。

植物の葉に寄生する害虫は、針のような器官を葉に差し込んで、養分を吸い上げると同時に唾液を流し込むので、植物の組織を破壊してしまいます。葉脈は養分が集中しているので、その部分からチャノキイロアザミウマが養分を吸い上げることで、イチゴの葉脈が黒くなってしまうのです。

その他には、チャノホコリダニも葉に寄生して、チャノキイロアザミウマと似たような被害を与えることが知られています。これらの害虫は、植物の葉の裏に寄生することが多いので、イチゴの葉脈が黒い時は、葉の裏に害虫が潜んでいないかを確認する必要があります。

Sponsored Links

イチゴのアザミウマ対策

イチゴ,葉脈,黒い,原因,アザミウマ,被害,画像4チャノキイロアザミウマは、春から夏にかけて活発になります。この時期にイチゴの葉脈が黒い場合は、チャノキイロアザミウマによる被害の可能性が考えられます。

大規模な商業農園ではアザミウマ類に効く農薬を散布することがありますが、小規模な家庭菜園では、わざわざ農薬を使うこともないので、物理的にチャノキイロアザミウマを取り除く程度で良いと思います。

チャノキイロアザミウマは、アザミウマ類の中でも小さい種類で、成虫が0.8㎜程度、幼虫が0.5㎜程度です。ですから、肉眼でギリギリ見えるくらいの大きさです。チャノキイロアザミウマは葉の裏に潜んでいるので、そこに水を強く吹きかけて、洗い流してしまうと良いでしょう。

それでも落とせないチャノキイロアザミウマは、セロハンテープを使って、葉の裏から直接取り除くと効果的です。チャノホコリダニの場合も、小規模な家庭菜園であらば、農薬を使わずに水やセロハンテープを使って物理的に取り除く方が安心です。

家庭菜園で使う農薬と言えば、「ロハピ」や「やさお酢」などが有名ですが、これらの農薬ではチャノキイロアザミウマには効果はありません。農薬を使いたい場合は、チャノキイロアザミウマに有効なものを使用しましょう。

アザミウマ類に有効で有機農産物に使用できる農薬

created by Rinker
ダウ・アグロサイエンス
¥4,734 (2024/03/01 19:27:38時点 Amazon調べ-詳細)
PR

イチゴの苗

created by Rinker
イングの森
¥498 (2024/03/01 19:27:39時点 Amazon調べ-詳細)
PR

Sponsored Links

おすすめの記事

家庭用耕運機は電動充電式がおすすめ!エンジン式との違いとは?

ウツボカズラの枯れた袋は切る!袋ができない原因は?

ユーフォルビアとサボテンの違いと見分け方

「アメリカ産レモンの種」と「南アフリカ産レモンの種」の発芽の比較

マーガレットが木質化したら剪定して仕立て直す!

野菜・果物家庭菜園

【園芸豆知識④】花や実の成長を促す肥料

created by Rinker
花ごころ
¥412 (2024/03/01 07:42:31時点 Amazon調べ-詳細)
PR

窒素(N)・・・葉を育てる成分
リン酸(P)・・・花や実を育てる成分
カリ(K)・・・根を育てる成分

開花を促すためには、リン酸の割合が多く含まれた肥料を与えると効果的です。リン酸は、窒素やカリと比べて吸収率が低いため、窒素4:リン酸10:カリ1のように極端にリン酸が多い肥料を使うことが望ましいです。

【園芸豆知識⑤】お酢で害虫対策

created by Rinker
アースガーデン
¥759 (2024/03/01 10:36:50時点 Amazon調べ-詳細)
PR

お酢には、病害虫の予防と駆除効果があり、家庭菜園で手軽に有機栽培がしたい方には、お酢を薄めたスプレーがおすすめです。

お酢のスプレーは、早朝や夕方、曇りの日など、気温の低い時に使用するようにしましょう。気温が高い晴れた日の昼間にお酢のスプレーをかけると、薬害を起こして葉が枯れることがあるので注意が必要です。

また、お酢の濃度が濃過ぎることも葉を枯らす原因になるので、適切な濃度(酸度0.2%程度)のものを使用するようにしましょう。

【園芸豆知識⑥】冬場の苗作りは保温マットが必須

植物の種が発芽するためには、「水」「空気(酸素)」「適した温度」の3つの要素が重要です。水と空気を提供することは簡単ですが、寒い季節に発芽適温を維持することは難しいことです。

発芽に適した温度は植物の種類によって異なりますが、一般的に15℃~30℃程度です。冬場に苗作りをする場合は、温室管理や保温マットなどを使って温度調節する必要があります。

Sponsored Links
\ よろしければシェアお願いします /
ラブリープランツ