エバーフレッシュはとてもデリケートな観葉植物で、調子が悪くなるとエバーフレッシュの葉がチリチリに枯れてしまったり、葉がクルクルとねじれることがあります。今回は、そんな時に考えられる原因について紹介します。
エバーフレッシュの葉はとても繊細
エバーフレッシュの葉は、昼間は開いて夜間は閉じる「就眠運動（睡眠運動）」をすることで知られています。これはマメ科の植物に多く見られる習性で、身近な植物では、クローバーもマメ科の植物なので、エバーフレッシュと同様に就眠運動をします。
それでは、なぜ夜になると葉を閉じるのでしょうか？それは、葉を閉じることで葉からの水分の蒸発を防ぐためだと考えられています。
このような繊細な葉の動きをする上に、エバーフレッシュの葉っぱは、細く小さくとてもデリケートです。
そのため、ちょっとした環境の変化で、ある日突然、エバーフレッシュの葉がチリチリにねじれることがあったり、枯れた葉が次々と落ちてしまうことがあるのです。
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エバーフレッシュの葉がチリチリにねじれる原因
エバーフレッシュの葉がチリチリにねじれる原因については、様々なことが考えられますが、真っ先に挙げられるが乾燥です。
エバーフレッシュが乾燥してしまう最も多い原因は、うっかり水やりを忘れて水切れしてしまうということですが、その他にもいろいろなケースがあります。
たとえば、必要以上に水やりをしたことで、土が蒸れて根腐れを起こしてしまった場合も、根から水分を吸い上げることができないので、エバーフレッシュが乾燥してしまいます。
その他には、エバーフレッシュの葉がチリチリにねじれる時に、意外と見落としがちな原因は、エアコンによる乾燥です。
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エアコンの冷房や暖房の風がエバーフレッシュに当たっていると、葉が部分的にクルクルとねじれることがあります。または、エバーフレッシュが乾燥していた時期にできた新しい葉だけがねじれるということもあります。
水切れを起こしたエバーフレッシュに、久しぶりに水を与えると、水やり後に急に葉がクルクルとねじれることもあります。これほどエバーフレッシュの葉は繊細なのです。
エバーフレッシュの水やりの頻度は、春から秋にかけての生育期は、土の表面が乾いたら、たっぷり水を与えましょう。冬は休眠期になるので、土の表面が乾いてから2～3日後に水やりをする程度で十分です。葉水は通年毎日行うと乾燥や害虫予防に役立ちます。
水やりのタイミングが分からないという方は、「水やりチャッカー」という便利なアイテムがあるので、利用してみると良いでしょう。
エバーフレッシュの水切れのサイン
エバーフレッシュの葉はとてもデリケートですが、何の前触れもなく急に落葉することはありません。調子が悪くなる時は事前にサインがあるものです。
すでに述べていますが、エバーフレッシュの葉は、昼間は開いて夜間は閉じる「就眠運動（睡眠運動）」をします。エバーフレッシュが調子が悪くなってくると、自ら乾燥を防ぐために、昼間でも葉が閉じたままの状態になることがあります。これが調子が悪い時のサインです。
この状態になったら、大事になる前にエバーフレッシュが乾燥している原因を探ることが大切です。乾燥の原因が、水切れなのか、根腐れなのか、それとも植え替え作業で根を痛めてしまったのかなど、栽培方法の見直しが必要です。
エバーフレッシュの葉がチリチリにねじれるようになった場合は、乾燥の原因を解決して、しばらく様子を見ることです。
春から夏の時期に室内から屋外栽培に移動すると、葉の開閉運動が促されてねじれた葉が戻るという話も聞いたことがありますが、そもそもエバーフレッシュは急激な環境の変化に弱い植物なので、徐々に移動しないとリスクがあります。
これは個人的な意見ですが、エバーフレッシュは室内の明るい場所に置くと決めたら、そこから動かさない方が無難だと思います。
エバーフレッシュの葉は、枯れて落ちてしまったとしても、根の健康状態さえ保てていれば、春から秋の生育期に新しい葉をつけてくれます。
エバーフレッシュ
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