芝生を育てる際に必須アイテムになるのが芝刈り機です。芝刈り機には手動式、電動式、エンジン式の3つ種類がありますが、エンジン式芝刈り機は大掛かりで作業音も大きいため、家庭用芝刈り機は手動式か電動式のいずれかになることが多いです。今回は、芝刈り機の手動と電動はどっちがおすすめなのかについて解説していきます。
芝刈り機の手動と電動はどっちがおすすめ?
結論から言うと、初めて芝生のお手入れをする方には、お手頃価格で使い勝手も良い手動式芝刈り機がおすすめです。芝生を育て始めてから数年が経ち、芝生のお手入れの要領が分かってきて、もっと楽に綺麗に刈り込みたいという方には、電動式芝刈り機をおすすめします。
手動式芝刈り機と電動式芝刈り機には、それぞれにメリットとデメリットがあり、どっちを選ぶのかは芝刈り機を使用する方が何を望んでいるかによって異なります。
手軽さと使い勝手を重視するのであれば手動式芝刈り機の方が良いですし、楽に作業をしたいのであれば、軽い力で刈り込める電動式芝刈り機がおすすめです。刈り込みの仕上がりも電動式芝刈り機の方が綺麗になるので、芝生を数年育てて仕上がりが気になるという方におすすめです。
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手動式芝刈り機と電動式芝刈り機のメリットとデメリット
手動式芝刈り機は長く伸びた芝生を一気に刈り込めない
手動式芝刈り機は、人力で刃を回転させて芝生を切るので、仕上がりにムラがでやすいですが、電動式芝刈り機は、電動で一定の速度で刃が回転しているので、仕上がりがとても綺麗です。
芝刈り機の刃の構造は、複数の刃が縦に回転する「リール式」と、刃が横に回転する「ロータリー式」の2種類があり、多くの芝刈り機はリール式が採用されています。
刃が縦回転するリール式は、芝生を低く刈り込むことが得意ですが、高く刈り込むことは苦手です。ですから、芝生が伸び過ぎてしまうと上手く刈り込めないことがあるのです。
電動式芝刈り機は刃を回転する力が強いので、長く伸びた芝生でも刈りこむことができますが、手動式芝刈り機の場合は、長く伸びた芝生を一気に刈り込むことができないことがあり、その場合は数回に分けて徐々に低く刈り込む必要があります。
電動式芝刈り機だからといって作業時間が短くなるわけではない
電動式芝刈り機にはコードレスのものも販売されていますが、コードレス電動式芝刈り機は高額のため、お手頃価格のコード付き電動式芝刈り機を使用することが多いです。
電動式芝刈り機は手動式芝刈り機と比べて、刈り込みスピードが速く作業時間が短縮できると思いがちですが、実は延長コードを移動させるのに手間がかかったり、植木などの障害物があると作業しずらいというデメリットがあるので、それなりに作業時間がかかります。
植木などがあるお庭だったら、小型の手動式芝刈り機の方が使い勝手良く、結局は電動式芝刈り機を使っても手動式芝刈り機を使っても作業時間があまり変わらないということがあります。
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手動式芝刈り機でも作業音は大きい
手動式芝刈り機は、モーター音がないので電動式芝刈り機よりも作業音が静かなイメージがあるかもしれませんが、結局は刃が回転する構造は同じリール式で、手動か電動かの違いだけなので、手動式芝刈り機でも電動式芝刈り機と同様に芝を刈り込む作業音は大きいです。
住宅街で使用する場合は、手動式芝刈り機であっても早朝に使うと近所迷惑になるので、使用する時間帯を配慮する必要があると思います。
おすすめの手動式芝刈り機
手動式芝刈り機は、手軽さと使い勝手が良いことがメリットなので、お手頃価格で本体が軽量がものがおすすめです。この商品は、本体重量がわずか5.7㎏しかない小型の芝刈り機なので、持ち運びも収納も簡単です。
手動と電動のどっちも言えることですが、芝刈り機を選ぶポイントとして、刈り込んだ芝生を溜めておくグラスキャッチャーが付いているものがおすすめです。これがあることで、刈り込み後に草カスを集める作業が不要になります。
おすすめの電動式芝刈り機&バリカン
電動式芝刈り機にはコードレスの商品もありますが、高額なものが多いので、ここではお手頃価格のコード付き電動式芝刈り機を紹介します。この商品は、グラスキャッチャーが本体後方にあるので、とても刈り込みやすい構造になっています。
作業スペースにもよりますが、大抵の場合は別売りの延長コード(10m)が必須です。芝刈り機はどうしても庭の隅の方を刈り込むことができないので、バリカンも併用する必要があります。
バリカンも同じメーカーのものを選ぶと、同じ延長コードが使えるのでおすすめです。バリカンは立ったまま作業ができるポール付きのものを選ぶと、膝や腰の負担が少なくとても便利です。
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