オキザリス(ハナカタバミ)には、四季咲き、春咲き、秋冬咲きなど様々なタイプがありますが、全ての品種に共通して言えることは、オキザリスは日光を浴びないと花びらが開かない植物だということです。今回は、オキザリスの花が咲かない原因と、花が終わったらどうするのか?について解説していきます。
オキザリスの花が咲かない原因
オキザリスは日光を浴びることで開花する
オキザリスの花は、太陽の光が当たることで開花し、夜間や雨天時には花を閉じるという性質があります。ですから、オキザリスを日当たりの良い場所で管理していたとしても、時間帯や天候によっては、オキザリスの花が咲かないというがあるのです。
出勤する早朝の時間帯や帰宅する夕方以降の時間帯には、オキザリスの花びらが閉じているので、花が咲かないと勘違いするかもしれませんが、晴れた日中には開花しています。ただし、オキザリスを日当たりの悪い場所で管理している場合は、日照不足で花が咲かない原因になります。
オキザリスは品種によって開花時期が違う
オキザリスは品種によって開花時期が異なります。四季咲きタイプのオキザリスは、季節に限らず1年のうちに何回も花を咲かせます。秋冬咲きタイプのオキザリスは、秋から冬にかけて花を咲かせて夏に休眠します。春咲きタイプのオキザリスは、春に花を咲かせて冬に休眠します。
オキザリスの花が咲かないと感じ時は、ご自身が育てているオキザリスの開花時期を確認してみてください。もしかすると、開花時期が違うかもしれません。
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肥料過多で花付きが悪くなる
基本的には、オキザリスはあまり肥料を必要としない植物です。肥料を与えなくても育ちますが、生育期に置き肥や月2~3回程度の液肥を与えると花付きが良くなります。
しかし、肥料を与え過ぎると、花付きが悪くなることがあるので注意が必要です。
オキザリスの花が終わったら夏越し・冬越し
オキザリスは花が終わったら休眠期に入ります。秋冬咲きタイプのオキザリスは夏に休眠し、春咲きタイプのオキザリスは冬に休眠します。
花後は球根を太らせる時期になるので、葉が黄色く枯れるまで、しっかり日光に当てることが大切です。地上部の茎葉が枯れた後は日陰で管理しても大丈夫です。
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休眠中は球根を植えっぱなしにしても良いのですが、水やりの頻度を減らして乾燥気味に管理しましょう。地植えの場合は、もともと水やりが必要ないので、何もせずにそのままで大丈夫です。
夏越し中のオキザリスは、蒸れや肥料過多によって球根が腐ることがあるので注意しましょう。冬越し中のオキザリスは、霜や凍結によって球根がダメになってしまうことがあるので、寒さが厳しい時期は鉢植えのオキザリスを屋内に移動すると良いでしょう。
オキザリス
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