エアプランツのトリコームが禿げる原因は?再生できるの?


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エアプランツの種類の中には、葉の表面にトリコームと呼ばれる産毛のようなものがあり、光を反射したトリコームが銀色に見えることから、愛好家の間で「銀葉系」または「銀葉種」と呼ばれて愛されています。

ところが、エアプランツを育てていると、この美しいトリコームが禿げて無くなってしまうことがよくあるのです。今回は、エアプランツのトリコームが禿げる原因と、無くなったトリコームは再生するのかについて解説していきます。

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トリコームの役割ははっきりと分かっていない

エアプランツ,トライコーム,トリコーム,禿げる,原因,再生,画像3トリコームとは、植物の表皮細胞が毛状突起したものを言います。語源はギリシャ語ですが、trichomeの英語の発音が[trīkōm]なので、カタカナ表記だとトライコームと表すことが一般的です。

なぜかエアプランツの愛好家の間では、トライコームではなくトリコームと表記することが多いようなので、分かりやすいように、ここでもトリコームで表記していきます。

トリコームの役割は、蒸散の抑制、強い光によるダメージを防ぐ、病害虫を防ぐ、など様々なことが考えられていますが、植物生理学的には、はっきりとしたことは分かっていないのが現状です。

トリコームは、エアプランツだけにあるものではなく、トマトやヒマワリなど、様々な植物にも産毛が生えています。植物の種類によって、トリコームの長さや形状が異なるため、その役割も様々なことが言われています。

以前は、エアプランツのトリコームには蒸散を抑制する役割があると言われていましたが、近年の研究では、トリコームによって多少は効果があっても、蒸散による水分損失を大幅に減少させるものではないと考えられています。(参考資料:ScienceDirect – Foliar trichomes, boundary layers, and gas exchange in 12 species of epiphytic Tillandsia

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エアプランツのトリコームが禿げる原因

エアプランツ,トライコーム,トリコーム,禿げる,原因,再生,画像4エアプランツのトリコームが禿げる原因については、栽培環境によって様々なことが考えられますが、可能性が高い原因を2つ紹介します。

1つ目の原因は、トリコームが擦れて禿げていることが考えられます。エアプランツを地面に直接置いていると、接地面が蒸れて腐ることがあるので、エアプランツをワイヤーバスケットなどに入れて育てることがあります。その場合は、ワイヤーとトリコームが擦れて禿げることがよくあるのです。

2つ目の原因は、霧吹きによる水やり後に、エアプランツに水分が残っていることで、表皮が腐ってトリコームが禿げるということが考えられます。エアプランツの栽培は、水やり頻度と水分を乾燥させるための風通しが非常に重要です。

水やり後は、エアプランツを逆さまにして、葉の付け根に水が溜まらないようにすることがポイントになります。表皮が蒸れた状態が続くと、トリコームが禿げてしまうので注意が必要です。

エアプランツの栽培は、水やりのバランスが大切です。一口にエアプランツと言っても自生地が様々で、アメリカ南部やメキシコの乾燥地帯に自生する種類もあれば、ブラジルやコロンビアなどの熱帯雨林に自生する種類もあります。

銀色のトリコームに覆われている銀葉種は、乾燥地帯に自生するものが多く、比較的乾燥に強い品種です。熱帯雨林に自生するエアプランツは、もともとトリコームが無い品種が多いです。もともとトリコームが無いエアプランツは緑葉種と呼ばれ、乾燥に弱いのが特徴です。

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禿げたトリコームは再生するの?

結論から言うと、一度失ったトリコームは再生することができません。しかし、トリコームが無くなっても株自体が枯れることはありません。

ただし、トリコームが禿げるような不適切な環境で栽培を続けることで、株が枯れてしまうことはあります。

新しい葉にはトリコームが生えているので、新芽を増やすことができるように、水やり頻度と風通しを改善してあげると良いでしょう。

室内でエアプランツを栽培していると、どうしても空気の流れが滞りがちです。そんな時は、サーキュレーターを使って空気を循環させると、植物が元気に育ってくれます。

サーキュレーター

エアプランツ(チランジア)

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【園芸豆知識①】園芸用語の「半日陰」とは?

園芸用語の「半日陰」とは、1日の半分くらいの時間だけ日陰になる場所のことを言います。たとえば、午前中は日が当たり、午後は建物の影になる、このような場所を好む植物があるのです。

半日陰の場所がない場合は、遮光ネットを使って人工的に半日陰を作ってあげると良いでしょう。

【園芸豆知識②】鉢底石はネットに入れて再利用

一度使った培養土を再利用するためには、土に混ざった根を取り除いたり肥料を加えるなど手間がかかりますが、鉢底石は使用後にそのままの状態で再利用できます。

培養土と混ざり合った鉢底石を取り除くのは大変なので、鉢底石は使用前にネットに入れておくと、簡単に再利用することが可能です。

【園芸豆知識③】室内栽培はサーキュレーターで空気を循環させる

植物の葉には気孔(きこう)と呼ばれる小さな穴があり、ここを開閉することで呼吸をしています。植物の葉は、風通しが良い時は気孔を閉じて蒸散を抑え、風通しが悪い時は気孔を開いて水分の調節をするという特徴があります。

室内で植物を育てる場合は、サーキュレーターを使って空気を循環させると、植物の気孔の開閉が促されて元気に育ちます。また、室内の風通しを良くすることで、カビや害虫の発生を抑える効果も期待できます。

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