油粕と発酵油粕の違い!虫がわく時は?

油粕とは、菜種や大豆から油を搾った残りカスのことで、農業や園芸などで有機肥料として使われます。油粕には、発酵前の通常の油粕と、発酵処理が施された発酵油粕があります。今回は、通常の油粕と発酵油粕の違いついて紹介します。

油粕は家庭菜園などで使える有効な肥料なのですが、虫がわくというデメリットがあります。記事の後半では、虫が発生しにくい保管方法なども紹介していますので、合わせてご覧ください。

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油粕と発酵油粕の違い

油粕と発酵油粕の違い,虫がわく,画像1そもそも油粕は発酵させて使う有機肥料で、元肥として油粕を土に混ぜて、2~3週間ほど土の中で発酵させてから、種まきや苗の植え付けを行います。

発酵油粕はすでに発酵処理が施されているので、すぐに使えるというメリットがあります。使い勝手の良さから、発酵油粕は家庭菜園のみならず、草花の園芸でも使用されることが多いです。

ですから、油粕と発酵油粕の違いを簡単に言うと、すぐに使えるかどうかという使用上の違いが挙げられます。すでに発酵処理がされている発酵油粕は、通常の油粕よりも肥料の効き目が早いという違いになります。

それでは、なぜ油粕は発酵させないと使えないのでしょうか。油粕に含まれる窒素成分はタンパク質が主体で、そのままの状態では植物の根から吸収することができません。土壌微生物に分解されて無機態窒素となってから植物に吸収されます。

微生物が油粕を分解する際にガスを発生させるのですが、このガスに植物の根が当たると傷めてしまうので、元肥として使う場合は、油粕を土に混ぜてから2~3週間後に植え付ける必要があるのです。

油粕は元肥として使うことが基本で、追肥として使う場合は、油粕を水に入れて発酵させたものを液肥として使用します。

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油粕の液肥の作り方

2Lのペットボトルに水を入れて、一晩置いてカルキ抜きをします。その後、水2Lに対して、油粕200mlをペットボトルの中に入れキャップをしめます。これを日陰の涼しい場所に3~4週間ほど置いて発酵させれば完成です。

油粕を水に入れるて発酵させる際に、発生するガスの臭いがけっこうキツイので、使う時には臭いが付いても大丈夫な服装で作業すると良いと思います。

油粕の液肥の使い方は、上澄み液を600倍程度に水で薄めて、株元に散布してください。葉や茎にかかると、肥料焼けしてしまう恐れてがあるので注意ましょう。

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油粕に虫がわく時は?

油粕と発酵油粕の違い,虫がわく,画像2油粕は、菜種や大豆から油を搾った残りカスなので、そこに虫が卵を産み付けてしまうことがあり、そのまま放置すると油粕から虫がわくことがあります。

市販されている油粕は、熱処理した後にビニール袋に入っているので、そのままでは虫がわくことは少ないと思いますが、たまにビニール袋の空気穴から虫が進入してしまうことがあるようです。

使い残した油粕をビニール袋に入れたまま保管していると、虫がわいたり、ネズミが袋をかじって穴を開けてしまうことがあるので注意が必要です。油粕の保管方法は、ある程度の密封が保てる蓋付きのバケツなどに入れておくと良いでしょう。

油粕は、使用時に土の中にたくさん混ぜ過ぎても、虫がわく原因になります。家庭菜園で油粕を元肥として使う場合は、1㎡あたり100~200ccくらいが目安です。

油粕と言えば、菜種や大豆を使ったものが一般的ですが、ニームの実や椿油を搾った残りカスを使用したものもあります。ニーム油粕や椿油粕は、窒素肥料として使えるばかりではなく、害虫予防の効果も期待できます。

ニーム油粕は、アブラムシ、コガネムシ、ハダニなどに効果があり、椿油粕は、ナメクジ、カタツムリなどを遠ざける効果が期待できます。

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【園芸豆知識④】花や実の成長を促す肥料

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窒素(N)・・・葉を育てる成分
リン酸(P)・・・花や実を育てる成分
カリ(K)・・・根を育てる成分

開花を促すためには、リン酸の割合が多く含まれた肥料を与えると効果的です。リン酸は、窒素やカリと比べて吸収率が低いため、窒素4:リン酸10:カリ1のように極端にリン酸が多い肥料を使うことが望ましいです。

【園芸豆知識⑤】お酢で害虫対策

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お酢には、病害虫の予防と駆除効果があり、家庭菜園で手軽に有機栽培がしたい方には、お酢を薄めたスプレーがおすすめです。

お酢のスプレーは、早朝や夕方、曇りの日など、気温の低い時に使用するようにしましょう。気温が高い晴れた日の昼間にお酢のスプレーをかけると、薬害を起こして葉が枯れることがあるので注意が必要です。

また、お酢の濃度が濃過ぎることも葉を枯らす原因になるので、適切な濃度(酸度0.2%程度)のものを使用するようにしましょう。

【園芸豆知識⑥】冬場の苗作りは保温マットが必須

植物の種が発芽するためには、「水」「空気(酸素)」「適した温度」の3つの要素が重要です。水と空気を提供することは簡単ですが、寒い季節に発芽適温を維持することは難しいことです。

発芽に適した温度は植物の種類によって異なりますが、一般的に15℃~30℃程度です。冬場に苗作りをする場合は、温室管理や保温マットなどを使って温度調節する必要があります。

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