春菊の収穫方法は、摘心して脇芽を伸ばす「株立ち型」と、株ごと収穫する「株張り型」の2つがあり、家庭菜園では株立ち型の収穫方法がおすすめです。今回は、春菊の収穫の仕方や、収穫時期と日数の目安について解説していきます。
春菊の収穫時期と日数の目安
春菊には、大葉種・中葉種・小葉種があり、品種によって葉の形や大きさが違うものがあります。一般的に食べられているものは、葉の大きさが中くらいの中葉種です。
春菊は、春と秋の年2回栽培できます。春まき栽培は、3~5月頃に種まきをして、5~6月頃が収穫の時期になります。秋まき栽培は、9~10月頃に種まきをして、10~12月頃が収穫の時期になります。
収穫までの日数は、春菊の種をまいてから約40日後に収穫することができます。草丈が20~30㎝くらいになった頃が収穫の目安です。収穫時期になったら、そのまま株ごと収穫するか、もしくは脇芽を伸ばして何回も収穫するかのいずれかになります。
Sponsored Links
春菊の収穫方法は2つ
春菊の収穫方法は、「株立ち型」と「株張り型」の2つがあり、株立ち型は、摘心して脇芽を伸ばす収穫方法で、株張り型は株ごと収穫する方法になります。
家庭菜園では、栽培するスペースが限られているので、摘心して脇芽を伸ばす株立ち型の収穫方法がおすすめです。
株立ち型の収穫方法は、春菊が20~30㎝くらいまで伸びて収穫できる時期になったら、まずは中心の太い茎の下葉3~4枚を残して摘み取ります。しばらく経つと、残った茎から脇芽が出てくるので、その後は脇芽の1~2枚の葉を残しながら収穫を続けます。
株立ち型の収穫方法は、脇芽が次々と伸びてくるので、長期間収穫できます。収穫後は次の脇芽を育てるために、化成肥料を追肥しておきましょう。
Sponsored Links
春菊はいつまで収穫できるの?
春菊の発芽適温は15℃~20℃程度で、生育適温も同じくらいです。春菊は涼しい気候を好む野菜なので、真夏は避けて栽培するのが基本です。
春菊は寒さにはやや強い傾向がありますが、霜にあたると葉が傷んで枯れてしまうので、寒くなってきたら不織布などをかけて保温するようにしましょう。
いつまで収穫できるのかについては、栽培地域によって異なりますが、関東では、1月になると寒さで葉が枯れ始めるので、この頃が春菊栽培の終わりの時期になります。
春菊の種
Sponsored Links