ガーデニングで必ずやることと言えば、土を掘る作業です。この作業を効率良くできると、もっと園芸が楽しくなります。
今回は、球根や苗の植え付けの際に、丁度良い大きさの穴が掘れる道具を紹介します。
一株の苗を植え付ける程度では、スコップで穴を掘れば事足りますが、複数の苗を植える場合は穴掘りが大変です。そんな時は専用の穴掘り器や穴開け器を使うことをおすすめします。
球根や苗の植え付けに便利な穴掘り器
穴掘り器は各メーカーで様々な商品が販売されていますが、基本的な使い方はほぼ同じです。
まず、穴掘り器を土に差し込んでから引き抜きます。すると、その部分の土がすっぽりと取れて、植え付けに丁度良い穴が開きます。
できた穴に球根や苗を入れて、その上から土を被せていくのですが、その時に役立つのが、穴掘り器で引き抜いた土です。
地面から引き抜いた土は、穴掘り器本体にまだ残っています。これを穴掘り器のリリースボタンを押して先端部分を開くことで、引き抜いた土が球根や苗に被せる土として使うことができます。
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この穴掘り器の側面には、メモリが記載されているので、深さを調整しながら穴を掘ることができます。
この商品は金属製なので、穴掘り器を強引に押し込めば、マルチ(地面を覆う黒いビニール)を切ることもできなくはないのですが、マルチを綺麗に切るためには専用の穴開け器を使った方が良いでしょう。
マルチの穴開け器
この商品は、地面を覆ったマルチに穴を開けるための道具です。粘り気のある土壌であれば、穴開け器を差し込んでマルチごと土を掘ることができます。
穴開け器で抜き取った土は、本体の中央部分をスライドさせて、土をリリースすることができます。ただし、サラサラした土は本体からこぼれ落ちてしまうので、その場合はマルチの穴開けのみになります。
サイズは80mmと40mmの2種類あるので、育てる植物によって使い分けてみると良いでしょう。
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ドイツの老舗ガーデニングブランドの穴掘り器
これまで紹介してきた穴掘り器が、どこか物足りないと感じた方には、「GARDENA(ガルデナ)」というドイツの老舗ガーデニングブランドの穴掘り器をおすすめします。
他メーカーとの違いは、何と言ってもオシャレなデザインで見た目が良いことと、機能性の高さです。
本体を地面に差し込んで抜き取った土を、ワンタッチでリリースするという穴掘り器の基本的な使い方は同じなのですが、土をリリースする時に使うレバーの構造が違います。
他メーカーの穴掘り器は、親指でリリースボタンを押すことで本体の先端部分が開き、土が落ちる仕組みになっていることが多いです。
それと比べて、GARDENAの穴掘り器は、レバーを握って土をリリースする仕組みになっています。握った方が力が入りやすいので、連続作業にはこちらの方が効率が良いです。
GARDENAの園芸用品は海外製品なので、国内メーカーの商品に比べると値段が少し高いですが、デザイン性と機能性の高さは素晴らしいものがあります。
GARDENAは、1961年設立のドイツのガーデニングブランドで、欧州をはじめ世界中で愛される有名ブランドです。穴掘り器の他にも良いアイテムがたくさんあるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
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