ヒューケラのワサビ茎を株分け!間延びした茎の対処法を紹介!

ヒューケラは、株元に複数の成長点が集中しているので、この部分が成長するとともに太くなり、まるでワサビのようになることがあります。この状態を通称「ワサビ茎」と言い、見た目の悪さが悩みのタネになっています。

今回は、ヒューケラのワサビ茎を株分けする方法と、間延びした茎の対処法について紹介します。

Sponsored Links

ヒューケラのワサビ茎を株分け

ヒューケラ,わさび茎,株分け,間延び,画像1ヒューケラのワサビ茎は、見た目が悪いからと言って、株元のワサビ茎の部分を土に埋めてしまうと、株元が蒸れて腐ることがあるのでNGです。ヒューケラのワサビ茎が気にある場合は、思い切って株分けにチャレンジしてみると良いでしょう。

ヒューケラは耐寒性が非常に高く丈夫な植物なので、真夏以外であれば、どの時期に株分けしても大丈夫です。この後に植え替えすることを考えると、できれば生育期の始めの3~4月に株分けするのがベストです。

ワサビ茎になってしまったヒューケラは、成長しきっているはずなので、まずは、ヒューケラを鉢から外して根の状態を確認してください。根が行き場を失い根詰まりを起こしているようでしたら、一回り大きな鉢に植え替えます。

ヒューケラの植え替え後は、ワサビ茎の上部から3㎝程度のところで切って株分けしていきます。この時、切り取ったワサビ茎の上部と下部の両方に数枚の葉が残るようにするのがポイントです。

Sponsored Links

ワサビ茎の下部は、そのまま鉢で栽培し、切り取ったワサビ茎の上部は、切り口の部分に水苔を撒いて湿らしておくと、約1ヶ月後には発根します。

ヒューケラは株元が蒸れると腐りやすいので、水苔の表面が乾いてから水やりする程度で十分です。発根した株を土に植え付ければ株分けが完了になります。

ヒューケラの間延びした茎の対処法

ヒューケラ,わさび茎,株分け,間延び,画像2ヒューケラは耐陰性が高い植物なので、半日陰の環境を好みます。とは言え、あまりにも光量が少ない場所にヒューケラを置いていると、光を求めて茎が必要以上に伸びてしまいます。この状態を園芸用語で「間延び(まのび)」または「徒長(とちょう)」と言います。

ヒューケラは葉のボリュウームが魅力のひとつなので、間延びしたスカスカになった葉では見た目が悪くなります。そんな時は、剪定や切り戻しで株の形を整えてあげましょう。

ヒューケラの茎が部分的に間延びしている場合は、伸び過ぎた茎葉だけ株元から切っていきます。ヒューケラを部分的に剪定する時期は、真夏以外でしたらいつでも大丈夫です。

ヒューケラの茎が全体的に間延びしている場合は、思い切って切り戻ししていきます。切り戻しは、葉を数枚残して大胆に株元から切ります。

Sponsored Links

切り戻し作業は3~4月の生育期に行うようにしましょう。生育期であれば、大胆に切っても株元から新芽がどんどん出てくれます。

ただし、ライム系と呼ばれる葉が黄緑色のヒューケラの切り戻しは注意が必要です。ライム系ヒューケラは、葉の色が薄く色素が少ないため、比較的株が弱い傾向があります。ですから、ライム系ヒューケラを切り戻す時は、枯れないように少し多めに葉を残しておくことがポイントです。

ヒューケラ

Sponsored Links

おすすめの記事

オリヅルランのランナーが出ない原因は?出たらそのままでいいの?

キウイの庭植えと鉢植えには棚セットがおすすめ!

バラのトゲの取り方!トゲ無し・トゲが少ないバラ一覧を紹介!

イチゴの形がいびつな原因!綺麗に大きくするには?

シュガーバインがしなしなに萎れる!葉が丸まる原因とは?

草花ガーデニング

【園芸豆知識⑩】コガネムシの幼虫退治

created by Rinker
住友化学園芸
¥1,277 (2024/12/03 23:53:00時点 Amazon調べ-詳細)
PR

コガネムシは、春から夏にかけて活発に活動し、土の中に産卵します。卵から生まれた幼虫は、そのまま土の中で越冬し、春先にサナギから成虫になります。

コガネムシは、成虫が植物の葉を食べて、幼虫が根を食べる害虫です。特に土の中の幼虫は、根の被害が分かりにくいので厄介です。

コガネムシに効く薬剤として知られているのは「オルトランDX」です。オルトランDXを土に混ぜておくと、その殺虫成分を植物の根から吸い上げることで、根だけではなく葉にも殺虫効果が得られます。

【園芸豆知識⑪】発根を促す鉄分サプリメント

created by Rinker
メネデール
¥1,101 (2024/12/03 16:02:49時点 Amazon調べ-詳細)
PR

メネデールは、植物の発根を促すための鉄分が含まれた活力剤です。挿し木や種まき、苗の植え付け、植え替えなどの場面で使用することで、根の成長を促進することができます。

メネデールの使用方法はとても簡単で、原液を100倍に薄めた水を植物に水やりするだけです。メネデールは、農薬や肥料ではないので、発根を促したい成長期に毎回使うことができます。

【園芸豆知識⑫】液体除草剤と顆粒除草剤の使い分け

created by Rinker
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
¥1,048 (2024/12/03 22:31:51時点 Amazon調べ-詳細)
PR
created by Rinker
レインボー薬品
¥4,073 (2024/12/04 02:50:17時点 Amazon調べ-詳細)
PR

除草剤は「液体タイプ」と「顆粒タイプ」の2種類があります。液体除草剤は、雑草に直接かけて使います。即効性があるので、すでに増えてしまった雑草に効果的です。

顆粒除草剤は、土の中にゆっくりと浸透させて使い、長期間効果が持続するのが特徴です。すでに生えている雑草にも使えますが、効果の持続性を生かして、雑草が生える前に撒くことで予防する使い方がおすすめです。

Sponsored Links
\ よろしければシェアお願いします /