サンスベリアは、アフリカの乾燥地帯原産の植物なので、多湿に弱いという性質があります。そのため、鉢の土が乾かない状態が長い間続くと、根腐れを引き起こすことがあるのです。
その対策としては、腐葉土に赤玉土または鹿沼土を混ぜ合わせた水はけの良い土を使用することです。今回は、サンスベリアの栽培に適した土の配合を紹介します。
サンスベリアの土の配合
鉢底の軽石が1割
腐葉土が5割
小粒の赤玉土または小粒の鹿沼土が4割
サンスベリアの土作りは、まず、鉢底の穴の部分に鉢底ネットを置き、その上に軽石を入れていきます。
この時、鉢底ネットがズレないように注意しましょう。軽石はそんなにたくさん入れる必要はありません。
鉢底が軽石で隠れて見えなくなる程度の量で十分です。鉢底に軽石の層を作ってあげることで水はけが良くなります。
サンスベリアは、多湿に弱いことが知られているので、もともと水はけの良い配合になっているサンスベリア専用の土が販売されているので、そのようなものを使用すると簡単です。
サンスベリア専用の土
サンスベリア専用の土は、大抵は腐葉土に小粒の赤玉土または小粒の鹿沼土を混ぜ合わせて、水はけを良くしたものです。
自分で土作りをする場合の配合の比率は、鉢底の軽石1:腐葉土5:小粒の赤玉土または小粒の鹿沼土4の割合が目安です。
腐葉土以外の水はけの良い資材を5割も使用することから、サンスベリアが土の蒸れに弱く、根腐れしやすいことが分かると思います。サンスベリア専用の土がない場合は、多肉植物専用の土でも大丈夫です。
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長期間土が乾かない時は要注意
サンスベリアは、アフリカの乾燥地帯原産の植物なので、湿気と寒さに弱い多肉植物です。そのため、長い間土が乾かない状態が続くと、根腐れを起こす可能性があります。
長期間土が乾かない原因として真っ先に挙げられるのは、水の与え過ぎですが、適切な頻度で水を与えているにも関わらず、土が湿ったままの場合は、使用している土に原因があるのかもしれません。
すでに述べているように、サンスベリアの栽培は、特別に配合した水はけの良い土を使用することが大切です。購入した鉢植えのサンスベリアであっても、販売上の都合で、サンスベリア専用の土を使用していない場合があります。鉢植えの土に、黄色い鹿沼土や赤い赤玉土が混ざっていない場合は、水はけの良い土に植え替えてあげると良いでしょう。
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その他にも、長い間土が乾かない原因については、水の与え方が間違っていることも考えられます。
室内でサンスベリアを栽培している場合は、鉢の下に受け皿を置くことが多いと思います。水を与えた時に、この受け皿に水を溜めたままにしておくことはNGです。滞留水は根腐れの原因になるので注意しましょう。
サンスベリアに限らず、他の植物でも滞留水は良くありません。水を与えた時に受け皿に溜まった水は、雑巾やスポンジなどで吸い取って捨ててください。
サンスベリア
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