カトレアとコチョウランの違いや見分け方


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カトレアとコチョウランは、どちらもラン科の着生植物ですが、それぞれの花の香りや茎の形状に違いがあります。今回は、カトレアとコチョウランの違いや、見分け方のポイントについて解説していきます。

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カトレアとコチョウランの違い

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分類と原産地の違い

カトレアは、ラン科カトレア属に分類される多年生の植物で、原産地は、コロンビア、ブラジル、ベネズエラ、エクアドルなど、中南米の森林地帯に分布する着生植物です。

カトレアには交配種が数多く存在し、贈答品として作られた大輪の花を咲かせる種類や、栽培しやすいようにコンパクトに育つ種類など、様々な品種があります。花色は白だけではなく、赤やピンクなど鮮やかな品種が多いです。

コチョウランは、ラン科コチョウラン属に分類される多年生の植物で、原産地は、フィリピン、マレーシア、インドネシア、台湾など、東南アジアの森林地帯に分布する着生植物です。ですから、カトレアは中南米原産の植物で、コチョウラン東南アジア原産の植物という違いがあります。

一般的に「コチョウラン」と言うと、コチョウラン属に分類される植物の総称ですが、和名で胡蝶蘭と言う場合は、「学名:ファレノプシス・アフロディーテ(Phalaenopsis aphrodite)」というラン科植物の1つを指します。

ファレノプシス・アフロディーテは、白い花が特徴の植物で、これを交配親として、様々なコチョウランが品種改良されてきました。さらには、近縁の「ドリティス・プルケリマ(Doritis pulcherima)」との交配により、赤やピンクなどのコチョウランも作り出されるようになったことで、コチョウラン属とドリティス属の分類が曖昧になっているのが現状です。

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香りの違い

カトレアの花は、シナモンに似た独特の芳香を放つのが特徴です。それと比べてコチョウランの花には、香りがほとんどないという違いがあります。

コチョウラン属の植物の中には、ビオラセアなどの香りの強い品種もありますが、大抵のコチョウランは、香りがほとんどなく、花粉もほとんど落ちません。コチョウランの花は非常に長持ちするのが特徴で、2ヵ月くらいは花を楽しむことができます。

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バルブ(偽球茎)の有無が見分け方のポイント

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カトレアとコチョウランの見分け方のポイントは、香りの有無で区別することもできますが、見た目ではっきりと分かるのは、バルブの有無で見分けることができます。

バルブとは、水分や栄養を貯蔵する偽球茎のことで、カトレアの株元にある太い茎がバルブです。カトレアやコチョウランなどの着生植物は、樹木に着生して育つので、樹木を流れ落ちる雨水を、いかに確保するかが重要になります。

カトレアは、肉厚の葉と太いバルブに水分と養分を貯蔵して、乾燥を防いでいます。一方、コチョウランにはバルブがありませんが、肉厚の葉に水分と養分を蓄えることで乾きから身を守っています。

カトレア

コチョウラン


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【園芸豆知識①】園芸用語の「半日陰」とは?

園芸用語の「半日陰」とは、1日の半分くらいの時間だけ日陰になる場所のことを言います。たとえば、午前中は日が当たり、午後は建物の影になる、このような場所を好む植物があるのです。

半日陰の場所がない場合は、遮光ネットを使って人工的に半日陰を作ってあげると良いでしょう。

【園芸豆知識②】鉢底石はネットに入れて再利用

一度使った培養土を再利用するためには、土に混ざった根を取り除いたり肥料を加えるなど手間がかかりますが、鉢底石は使用後にそのままの状態で再利用できます。

培養土と混ざり合った鉢底石を取り除くのは大変なので、鉢底石は使用前にネットに入れておくと、簡単に再利用することが可能です。

【園芸豆知識③】室内栽培はサーキュレーターで空気を循環させる

植物の葉には気孔(きこう)と呼ばれる小さな穴があり、ここを開閉することで呼吸をしています。植物の葉は、風通しが良い時は気孔を閉じて蒸散を抑え、風通しが悪い時は気孔を開いて水分の調節をするという特徴があります。

室内で植物を育てる場合は、サーキュレーターを使って空気を循環させると、植物の気孔の開閉が促されて元気に育ちます。また、室内の風通しを良くすることで、カビや害虫の発生を抑える効果も期待できます。

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