ジニア(百日草)は開花期間が非常に長い植物で、5月から11月まで次々と花を咲かせて楽しませてくれます。ところが、いざジニアを育ててみると、思ったより花が大きく咲かないということがよくあります。今回は、ジニアの花が小さい時に考えられる原因について紹介します。
ジニア(百日草)の花が小さい原因
水切れ
ジニアの花が小さい原因については、様々なことが考えられますが、可能性が高い原因の1つに「水切れ」による影響が挙げられます。
ジニアは暑さと乾燥に強い植物ですが、水やりを怠ると花が小さくなる傾向があります。ジニアは別名「百日草」と呼ばれ、百日も花を咲かせるという開花期間が長いことが名前の由来になっています。花を咲かせるためには、たくさんのエネルギーを消費するので、水切れは花が小さい原因になってしまうのです。
その場合は、水切れを起こした時期に咲いた花だけが、他の花と比べて小さくなります。ジニアの水やり方法は、表土が乾いたら鉢底から水が出るほど、たっぷり水やりをするのが基本です。地植えの場合でも真夏は土が乾きやすいので、しっかり水やりをしましょう。
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花が終わったら花がら摘みで取り除いたり、7月頃であれば株の3分の2くらい残して切り戻しておくと、数ヶ月後にはまた綺麗な花を咲かせてくれます。
ただし、ジニアの切り戻しは遅くても8月までに行いましょう。秋になってから切り戻してしまうと、咲き始める頃には寒さで花が綺麗に咲いてくれません。
その他の原因
ジニアには、小さい花をたくさん咲かせるタイプや、草丈が低いタイプなど、様々な品種があります。ですから、ジニア・プロフュージョンのように、もともと花が小さいタイプの品種もあります。
その場合は、小さい花が咲くように品種改良されたものなので、栽培環境によって花が大きくなることはありません。
また、ジニアは一番最初に咲いた一番花が少し大きく咲いて、二番花以降は少し小さく咲く傾向があります。これは植物にとって自然なことなので仕方がないことです。
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ジニアは、日当たりの良い環境を好み、花を咲かせるために肥料も必要です。日照不足と肥料不足はジニアの花が小さい原因になりますが、その場合は花だけではなく株全体が小さくなります。
ジニアは直射日光でも大丈夫なくらい日当たりの良い場所を好みます。植え付け時に元肥を入れて、10日後くらいから追肥を開始し、秋頃まで追肥を続けます。液体肥料の場合は2週間に1回、固形肥料の場合は1ヶ月半から2ヶ月に1回を目安に追肥します。
ジニア
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