家庭菜園の鳥よけ対策!防鳥/防虫ネット付きプランターを紹介!

家庭菜園で育てた野菜の葉がボロボロになる原因は、虫食いだけではなく鳥害の可能性も考えられます。特にムクドリやヒヨドリなどは群れで襲来するので、被害が大きくなることがあります。本記事では、家庭菜園でできる鳥よけ対策について紹介します。

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家庭菜園の鳥よけ対策は何が効果的か?

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家庭菜園の鳥よけ対策に使える園芸用品は主に3つあります。1つ目はキラキラ光る反射板などの「撃退グッズ」、2つ目は鳥類が嫌がる臭いを放つ「忌避剤」、3つ目は野菜や果物を網で覆う「防鳥ネット/防虫ネット」です。

それでは、この3つの鳥よけ対策の中で最も効果があるのはどれかと言うと、直接的に農作物を守る防鳥ネットです。

撃退グッズは猛禽類の目を模して作られた反射板などがありますが、効果があるのは初めのうちだけということが多いです。鳥は知能が高いので、慣れてくると怖がらなくなってしまいます。ペットボトルを加工した手作りの風車も試したことがありますが、我が家の畑では全く効果がありませんでした。

鳥よけに使用する忌避剤は、鳥が嫌がるハーブの香りや、天然の辛味成分が配合された特殊なジェルを使って、鳥を近づけないようにするというものです。家庭菜園で使用する支柱などに忌避剤を塗っておくと、約1~3ヶ月ぐらい効果が持続します。

ここで紹介している忌避剤は、カラス、ハト、ムクドリに効果があるというものです。対象となる鳥に対しては、ある程度の効果は期待できますが、鳥害が全く無くなるというわけではないようです。

鳥類忌避剤(カラス・ハト・ムクドリ)

家庭菜園の鳥よけ対策で最も効果があるのは、鳥害を物理的にブロックする防鳥ネットや防虫ネットです。ネットで野菜を覆って鳥害を防ぐことは、撃退グッズや忌避剤と比べると手間がかかりますが、小規模な畑で家庭菜園をする程度でしたら、そこまで大変ではありません。

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おすすめの「防鳥/防虫ネット付きプランター」

園芸用品には、防鳥ネットと防虫ネットの2種類があり、防鳥ネットと比べると防虫ネットの方が編み目が細かいという特徴があります。どうせネットを被せるのであれば、防鳥だけではなく防虫もしておきたいので、鳥よけ対策のためでも防虫ネットを使用することをおすすめします。

プランターで家庭菜園を楽しんでいる方は、「防虫ネット付きプランター」という便利な園芸用品があるので利用してみると良いでしょう。この防虫ネットは専用のプランターを使用しなくても、支柱を土に差し込めば使えるのですが、専用のプランターには支柱を立てるための穴が開いているので、とても便利です。

防虫ネット付きプランター

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ムクドリとヒヨドリの被害に要注意

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ムクドリは6月~10月頃、ヒヨドリは1月~3月頃に群れを作って畑を荒らします。いろいろな野菜が被害にあいますが、特にキャベツやブロッコリーなどのアブラナ科の野菜を好んで食べるようで、集団で葉っぱを食べて丸坊主にしていきます。たとえば、ブロッコリーの場合は葉っぱだけを食べて、人間が食べる花蕾は残していくのですが、葉が無くなると光合成ができなくなるので、結局は枯れてしまいます。

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アブラナ科の野菜は、アオムシやアブラムシの害虫被害にもあいやすいので、事前に防虫ネットを被せて対策しておいた方が無難です。防虫ネットは、鳥も虫も下から入り込むことがあるので、裾に隙間がないように土を被せたり、Uピンで固定したりすると良いでしょう。

防虫ネット

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トンネル支柱

Uピン

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【園芸豆知識④】花や実の成長を促す肥料

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窒素(N)・・・葉を育てる成分
リン酸(P)・・・花や実を育てる成分
カリ(K)・・・根を育てる成分

開花を促すためには、リン酸の割合が多く含まれた肥料を与えると効果的です。リン酸は、窒素やカリと比べて吸収率が低いため、窒素4:リン酸10:カリ1のように極端にリン酸が多い肥料を使うことが望ましいです。

【園芸豆知識⑤】お酢で害虫対策

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お酢には、病害虫の予防と駆除効果があり、家庭菜園で手軽に有機栽培がしたい方には、お酢を薄めたスプレーがおすすめです。

お酢のスプレーは、早朝や夕方、曇りの日など、気温の低い時に使用するようにしましょう。気温が高い晴れた日の昼間にお酢のスプレーをかけると、薬害を起こして葉が枯れることがあるので注意が必要です。

また、お酢の濃度が濃過ぎることも葉を枯らす原因になるので、適切な濃度(酸度0.2%程度)のものを使用するようにしましょう。

【園芸豆知識⑥】冬場の苗作りは保温マットが必須

植物の種が発芽するためには、「水」「空気(酸素)」「適した温度」の3つの要素が重要です。水と空気を提供することは簡単ですが、寒い季節に発芽適温を維持することは難しいことです。

発芽に適した温度は植物の種類によって異なりますが、一般的に15℃~30℃程度です。冬場に苗作りをする場合は、温室管理や保温マットなどを使って温度調節する必要があります。

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