クリーピングタイムのデメリットは梅雨の蒸れに弱い!刈り込み方法を紹介!

クリーピングタイムは、「ランナー(匍匐茎)」と呼ばれる地面を這うように伸びる茎が、横に広がる性質があるため、お庭を覆うグランドカバーとして人気がある植物です。この植物は非常に生育が良いので、庭に地植えにしてから、ほとんど放置の状態でどんどん増えていきます。

さらには、春に白やピンクの可愛らしい花を咲かせたり、踏むとハーブの良い香りを楽しむことができるなど、クリーピングタイムはメリットだらけの植物ですが、あえてデメリットを言うならば、梅雨時の蒸れに弱いということです。そのため、蒸れ対策として梅雨前に刈り込み作業が必要になります。

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クリーピングタイムのデメリットは梅雨時の蒸れに弱い

クリーピングタイム,デメリット,梅雨,刈り込み,画像クリーピングタイムは地中海沿岸の乾燥した地域を原産地とする植物なので、湿度の高い梅雨時には灰色かび病などの被害を受けやすい傾向があります。

クリーピングタイムは、ある程度の耐暑性があり日光を好む植物なので、地植えにする場所は、日当たりの良い南向きの庭が適しています。ただし、南向きの庭に植えたとしても、梅雨時の長雨によってクリーピングタイムが蒸れると、株元から葉が枯れてしまうことがあります。

クリーピングタイムは、ある程度の耐陰性があるので半日陰でも育ちますが、日当たりが悪い場所に植えてしまうと、地面が乾きにくいので梅雨時に蒸れの影響を受けやすい。また、水はけの悪い土壌にクリーピングタイムを植えてしまうことも株元が枯れる原因になります。

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病害にあってクリーピングタイムの葉や茎が枯れてしまった場合は、薬剤を使っても良いですが、広範囲に枯れてしまった時は地上部を全て刈り込み、その後の様子を見るしかありません。クリーピングタイムは宿根草なので、根っこが無事であれば芽が出てくることがあります。

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蒸れ対策!梅雨前の刈り込み方法

クリーピングタイム,デメリット,梅雨,刈り込み,画像2クリーピングタイムは葉や茎が成長すると、株元の通気性が悪くなるので、蒸れの心配がある梅雨前に株元が見えるくらいまで、短く刈り込む必要があります。

刈り込み作業は5月頃に行うのが最適です。刈り込み作業を行う前に、まずはクリーピングタイムの株元に緑色の葉がたくさんあることを確認しましょう。

クリーピングタイムの刈り込み作業は、株元の脇芽を残しておくことがポイントになります。株元が見えるまで大胆に切り戻しても、脇芽を残しておけば1ヶ月後には元通りになります。

クリーピングタイムの株元の葉がすでに枯れている場合は、株元まで刈り込み作業を行うとそのまま枯れてしまうか、再生するまでに時間がかかるので注意が必要です。

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梅雨前の刈り込み作業が手間がかかるので、これもデメリットの1つではありますが、芝生やクラピアなど、他のグランドカバー植物でも刈り込み作業はあるので仕方ないことでもあります。

クリーピングタイムを広範囲に地植えしていて、刈り込み作業が大変だという場合は、バリカンなどの園芸用品を利用してみると良いでしょう。

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コガネムシは、春から夏にかけて活発に活動し、土の中に産卵します。卵から生まれた幼虫は、そのまま土の中で越冬し、春先にサナギから成虫になります。

コガネムシは、成虫が植物の葉を食べて、幼虫が根を食べる害虫です。特に土の中の幼虫は、根の被害が分かりにくいので厄介です。

コガネムシに効く薬剤として知られているのは「オルトランDX」です。オルトランDXを土に混ぜておくと、その殺虫成分を植物の根から吸い上げることで、根だけではなく葉にも殺虫効果が得られます。

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顆粒除草剤は、土の中にゆっくりと浸透させて使い、長期間効果が持続するのが特徴です。すでに生えている雑草にも使えますが、効果の持続性を生かして、雑草が生える前に撒くことで予防する使い方がおすすめです。

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